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PS4『絶体絶命都市4Plus -Summer Memories-』感想レビュー【面白かった所、つまらなかった所、不満点など】

PS4ソフト『絶体絶命都市4Plus -Summer Memories-』の感想レビュー。面白かった所、つまらなかった所、不満点などをまとめました。

 

公式ティザー動画


【PV】絶体絶命都市4Plus Summer Memories


【PV第2弾】絶体絶命都市4Plus Summer Memories(PS4)


【PV第3弾】絶体絶命都市4Plus - Summer Memories -(PS4)

 

『絶体絶命都市4Plus -Summer Memories-』面白かったところ、良かったところ

・大地震が起きたときの過酷さや、やるべきこと、できること、できないことなど希望も絶望もとてもリアルに描かれた「追体験式ヒューマンストーリー」が今作の最大の魅力。為す術のない自然災害を前にしてちっぽけな私達にいったいなにができるのか、なにをすべきなのかを改めて考えさせられるゲームになっている。

驚くべきはその「リアルさ」だ。・色々な防災団体と協力して制作されているので。細かいところまでときにはゲームとは思えないほど劇中の人々はうろたえ、おののき、恐怖する姿が描かれれる。それはまさに「震災」を体験した日本人のリアルな姿を大丈夫かと思うくらいに繊細に、センセーショナルに描いている。絶望も希望もすべてを見ることができる。

・町並みや背景の綺麗さは流石の一言で、崩壊した都市が言葉は適切ではないかもしれないが「美しい」と感じてしまうほど作り込まれたものだったのは感動した。

 

 

『絶体絶命都市4Plus -Summer Memories-』つまらなかったところ、不満点

・良くも悪くもエンディングまではどう見積もっても20時間程度でクリアできてしまうのは最近のゲームにしては少しボリューム不足と感じた。マップの自由度も少なくもオープンワールドゲームになれてしまうとこの一本道感の煩わしさはマイナス点。

 

・一般人の「リアル被災体験」を題材にした弊害か「ゲームとしての楽しさ」を感じる部分はやはり少なく、アクション性においても「移動・しゃがむ・よじのぼる」などの一般人ができる最低限のことしかできないのは賛否両論あるところだと思った。また操作性もレッド・デッド・リデンプションなどに比べると「良い」とは言えず、全体的にモッサリとしている。

・また、ストーリーを進めるためのミッションもほぼ行ったり来たりのいわゆる「お使いゲーム」で、良点でも述べたようにリアルな人々の関わりや、災害というものに対する一人ひとりの認識の違い、などの「心理」の部分に楽しさを見いだせるかどうかでかなり評価の代わる作品だと思った。

・絶体絶命都市シリーズの特徴としておふざけ要素のある選択肢を選べtる、というのがあるのだがこれに傾倒してしまうと途端にこの「震災」が嘘くさく、安っぽく見えてしまうので注意。

 

 

総評

「娯楽」として今作を捉えると正直なところ「良作」とは手放しでいえないところも多々あるが、このゲームは震災をリアルに体験した日本人だからこそやる価値のあるゲームだと感じた。学校の授業などでも取り入れていいのでは?と感じるほどリアルな「震災」を体験できる貴重な意欲作。

 

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