タワーレコードからきたメールを見ていたら、イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」が40周年らしく「ホテル・カリフォルニア:40周年記念デラックス・エディション」なるものが出るらしい。まーここはスルーなんだけど、同じ作品を何度も購入するってどーなのかなーと最近思うわけです。

例えば、この前買っちゃったサージェントの50周年盤も、今となってはお飾りになっているし、ポールのデラックス・エディションもまた然り。そんな中そーいえば、ネイキッドではなくて普通(普通というのはフィル・スペクタープロデュース)の「レット・イット・ビー」が今でも好きなんだ。それで十分じゃけん。(大分生まれのももちゃん曰く)というわけです。

でも竹内まりやの「REQUEST 30周年 Anniversary Edition」は気になっているだよね(笑)

それにしても、30・40・50と簡単に年は過ぎるようです。

というわけで

そーいえばビートルズの曲が音楽の教科書に載ったのっていつ頃だった?とふと思ったわけです。でも実はふと思ったわけではなくて、偶然先日、大滝詠一が書いていた「イエローサブマリン音頭と明治百年」というMMへの古い寄稿を読んだわけなのです。大滝さんは、ビートルズは教科書に採用されることで、明治の外来民謡と同じように、国から教材としての役割を与えられ、お墨付きとなりビートルズを知っているかどうかで、その人の音楽性の高低を判断される風潮が出来上がったという僕が全く思ってもいなかった見解を書いていました。まーなんとなくわからなくはないけど実際はどーなのかなー。。。それが原因で、今ではまんまと周年ビジネスのターゲットにされています(笑)

高校の頃ってビートルズよりもS&Gの方が人気あったよーだし、バンドやってるやつは「スモーク・オン・ザ・ウォーター」だし、ちょっとこだわってるやつは「ツェッペリン」や「ボストン」だったので、教科書の影響ってないよーなと、第2次ビートルズ世代は思うのです。


というわけで、そんな教科書に掲載された曲ですが


実際、文部科学省の検定制度の下で出版される日本の教科書の中に初めてビートルズが登場したのは 1973 年,音楽ノ友社発行の「新版高校生の音楽」に掲載された「イエスタデイ 」そして「ヘイ・ジュード」「レット・イット・ビー」「ミッシェル」と続きます。

僕が教科書で見たのは「イエスタディ」だけのよーな気がします。
やっぱり「イエスタディ」はアレンジが弦楽四重奏ですからね。
(弦楽四重奏=荘厳=名曲 というステレオタイプです)

調べてみるとその後、こんな曲も掲載されているようです。

「オブラディオブラダ」「ノルウェーの森」「オール・トゥゲザー・ナウ」「アンド・アイ・ラブハー」「ヒア・ゼア・アンド・エブリフェア」「レディ・マドンナ」「ノー・フェア・マン」「プリーズ・プリーズ・ミー」「ザ・フール・オン・ザ・ヒル」「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」

ポールの曲が多いですね。

でもなぜ「オール・トゥゲザー・ナウ」?

ジョンの「ノルウェーの森」とか教科書大丈夫?