夢の味わい | こちらからは以上です。

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ボートレース・オートレースに関する事を〝斜め下〟目線から鈍く、緩く書いています

呑兵衛というのはつくづくめんどくさい生き物でして、「セブンイレブンが試験販売する予定だった〝レジ横〟生ビールが取りやめに」というニュースを仕事の休憩中にスマホで見て以降、頭の中にキンキンに冷えた生ビールが浮かんだまま、もう飲みたくて飲みたくて仕方ない。なんとか仕事はやり過ごしたものの、ついには帰宅を待てずに駅のコンビニで「一番搾り」のロング缶買ってあおってしまう始末・・・何を隠そう私です(笑)。

 

でも美味いのなんのって。このために一日頑張って(?)仕事をこなしたのですからね。そんな至福のひと時を味わいながら、私はもし生まれ変わっても、ボートレーサーにはなれないなぁ、なんて思う。一日の仕事の締めくくりに、こんなご褒美が無いなんて・・・とね。

 

いや、しかしまてよ。節間走り終えて、めでたく管理解除の身分になってから飲むビールの味は、いったいどんなものだろうか。実際、選手にも「帰りの新幹線で飲むビールは格別」というような事を言う人は多いし、「選手宿舎が禁酒なのは、かえっていい休肝日になる」というような選手もいるよね。

 

う~ん・・・ちょっと味わってみたい気もするな。競走明けの酒(笑)。優勝で締めくくったならさらに美味いんだろうなぁ。

 

私だってシフトの都合で6連勤とかになる事はあるけど、6連勤だからこそ「飲まなきゃやってられっか」というような思考になるので、結局、晩酌はしてしまう。そうなると〝強制的〟に酒を断たねばならない状況となるボートレーサーが、少しだけ羨ましくもなってくるな。

 

3年前に肺炎になった時、さすがに2週間くらい酒を飲まなかった(というより体調が悪すぎて飲みたいとも思わなかった)。ここで本来なら、体調が全快になり、仕事にも復帰してから飲めばいいものを、少しだけフライングしてしまったのです。もちろん医師からすれば〝非常識なフライング〟宣告されてしまうくらいなのだろうが、とにかく全快となる前に飲んでしまった。

 

これがさ、まずくは無いんだけど、美味しくもなかったんですよね。「せっかく2週間も飲まなかったのだから、もう少し我慢して、体調が万全になってから飲めば良かった・・・」と、後悔すらしてしまった。やっぱり強制的に酒を断たねばならない状況というのは、そんなに悪いものでもないのかなと、そんな事を思います。擁護するわけではないけど、ボートレーサー〝でない方〟の山口達也氏も、1ヶ月入院した後だったんでしょ?。そりゃはめも外してしまうよな。私には自宅まで呼び出せる女子高生の知り合いがいなくてよかったよ(笑)。

 

あと、酒とボートレースといえば横山のやっさんだな。アマチュアのレースにも度々参加していたやっさんですが、もし漫才師にならずにプロの競艇選手になっていたら、アルコール厳禁の宿舎生活に耐えられたのだろうか。

 

なんてことを思いつつ、天国のやっさんが現在のボートレースに対して「なんや、また枠なり・イン逃げかい! 怒るでしかし・・・」となっていない事を心から願いつつ、さぁ寝よう(笑)。