是政だより 22 南極ギャンブラー | こちらからは以上です。

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ボートレース・オートレースに関する事を〝斜め下〟目線から鈍く、緩く書いています

相変らず夏真っ盛り。暑い日が続きます。

 

さて本日は伊勢崎のSGオートレースグランプリ最終日。ナイターの優勝戦まで時間があるので、〝涼〟を求めて出かけることに(まあ、エアコンの効いた部屋に籠っているのが一番涼しいのだけど・・・)。

 

JRで「立川」へ、「立川北」駅から多摩モノレールで二つ目、「立飛(たちひ)」駅で降りる。駅前には「ららぽーと」がありますが、その向かいにタヒチビーチならぬ「タチヒビーチ」なる人造ビーチがあります。

 

 

当然、海は無く、「いなげや」の物流センターと空き地に囲まれたややカオスなシチュエーション。

 

 

海の無い立川でなぜビーチ? さらにビーチでなぜクマ?と、謎が謎を呼びますが、砂を敷き詰めた広場でBBQを楽しむ趣向の施設。しかもなんとここ、通年営業で地元民からはそれなりに人気のようですな。ちなみにこのクマはあの清水国明氏によるチェーンソーアートらしいですよ。

 

その立飛駅から10分程歩けば、国立極地研究所。

 

 

この敷地内にあるのが、

 

 

南極・北極科学館でございます。どうです?涼しげでしょ(笑)。

 

 

実はここ、入場料無料で、展示物もなかなか興味深いものばかりの穴場スポット。写真はもちろん極力他人が入らないように撮ったものですが、実際は夏休み期間という事もあって、館内は多くの子供連れで賑わっていました。ちなみに館内は一部展示物を除いて写真撮影可ですが、やはりマナーには気をつけましょう。

 

 

 

 

私的に面白かったのは昭和基地のライブ映像(笑)。

 

 

 

そんなこんなですっかり涼しさを満喫して立川駅に戻る。この極地研究所周辺には立川市役所を始め裁判所などの行政機関や研究施設、大学もあれば前記した「ららぽーと」に「IKEA」といった大型商業施設まであり、ハイソでアカデミックでオシャレーな(?)エリアですが、東急沿線のような〝押し付けがましさ〟を感じないのはやはり多摩地区だからでしょうか。

 

しかしそんな立川も南口へ足を運ぶと・・・

 

 

大JRA帝国が誇る「WINS立川」という巨大要塞が2棟体制で存在感を示しています。

 

そしてそのWINS周辺を囲むように・・・

 

 

風俗店やら、パチ屋やら、安居酒屋などが密集していて、さらには明らかにカタギ仕様ではない黒塗りのレクサスなどが路上駐車していたりと、緊張感も漂います。

 

 

競馬好きの女子を「ウマジョ」と呼ぶらしいが、この「WINS立川」一帯は、「乙女が近寄っちゃヤケドするぜ、ベイベー」なアンタッチャブルゾーン。私は立派なオヤジだが、あまりの毒気にくらくらしてきたので、南武線に乗って〝健全なレジャー施設〟ボートレース多摩川へ行くことにする(笑)。

 

しかし舟券の方がグダグダのデロデロで、8R終了時点で早々にお帰り。おもわず天を仰げば絵にかいたような夏空・・・。

 

 

そうか、お盆なんだよなぁ・・・。

 

 

私が死んでも、このへんの屋根の上に腰かけていつもレースを見ているんだろうな・・・なんて思いつつ、帰路につきました。さあ伊勢崎・グランプリだ!