2018年06月21日
【宝塚記念2018予想オッズ&展望】”泣きの池江”は誠実さの裏返し!? 素直に受け取った上で取捨判断は冷静に…
宝塚記念2018の予想オッズおよび展望を書いていきます。
〜宝塚記念2018予想オッズ
1番人気 サトノダイヤモンド 4.8倍
2番人気 ヴィブロス 5.5倍
3番人気 キセキ 6.7倍
4番人気 ワーザー 8.0倍
5番人気 パフォーマプロミス 9.4倍
6番人気 サトノクラウン 10.1倍
7番人気 ダンビュライト 12.5倍
8番人気 ストロングタイタン 18.5倍
9番人気 ゼーヴィント 18.1倍
10番人気 ミッキーロケット 25.0倍
11番人気 ステファノス 25〜35倍
12番人気 サイモンラムセス 35〜50倍
13番人気 アルバート 35〜55倍
14番人気 スマートレイアー 45〜65倍
15番人気 ノーブルマーズ 65〜80倍
16番人気 タツゴウゲキ 100倍〜
宝塚記念2018の予想オッズはこんな感じ。
ひとことでまとめるなら… 大混戦。
復活を期すサトノダイヤモンド、実績豊富なヴィブロスらが一応の人気を集めるものの、低位混戦の感は否めず、春のグランプリという割にはかなり低調なメンバー構成。正直なところ、やはり大阪杯のG1昇格が多少なりとも影響しているでしょう。
新興勢力ながらそこまで勢いがある…というわけでもないパフォーマプロミス、菊花賞勝ち実績はあるもののその後はイマイチなキセキもデムーロ騎乗ならそれなりに人気になってしまうような組み合わせ…ということは予想をする上でも頭に入れておきたいですね。
そもそも今年の宝塚記念2018は主要な中長距離のG2以上を勝った馬、およびG1上位馬がほとんど出てきていません。
天皇賞(春)1〜3着馬 レインボーライン、シュヴァルグラン、クリンチャー
→不出走
大阪杯1〜3着馬 スワーヴリチャード、ペルシアンナイト、アルアイン
→不出走
日経賞勝利 ガンコ
→不出走
金鯱賞勝利 スワーヴリチャード
→不出走
目黒記念勝利 ウインテンダネス
→不出走
今年の芝1800m以上のG2以上を勝った馬の中で出走してきているのは…
ダンビュライト(AJCC勝ち)
パフォーマプロミス(日経新春杯勝ち)
なんとこの2頭しかいない。
つまり、
本来出走して来たら人気〜中穴クラスの馬が全く出てきていないのが今年の宝塚記念
ということです。
こんなことを言うと、
なんだよ、今年の宝塚記念はショボいのか…
と思われるかもしれませんが、
(そういう面もあると思いつつ)
そんなことはありません!
(…と言って盛り上げたいという気持ちがないとは言わない)
競馬はやっぱりレースに出てこそですから、出走し続けて何かしら続けて行けばいつかいいことがあるものです。なので出てきた馬のことを考えましょう。
(出てない馬の話を始めたのはお前だろと言われれば、確かに…(;'∀'))
前置きが長くなったので、私の考える現時点での…
宝塚記念2018の危険人気馬🐎
宝塚記念2018の超大穴馬🏇
この2頭をコチラの人気ブログランキングで名前を挙げておきます。
危険馬は果たして終盤開催の2200mが合うのかと言われると???どちらかと言えば2000m以下の切れ味勝負、あるいは平坦コース向きの印象。
一方、超大穴馬は年齢やその他を考えると狙いが立ちづらいですが、近走の充実ぶりから持久力戦になれば浮上の余地あり、乗り替わりも良い刺激になるはず。
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眠りの小五郎ならぬ、泣きの池江の話です。
眠りの小五郎といえば、名探偵コナンを毎週見ていることは以前お話しした通りですが、コナンも正直かなり手抜きの回と手の込んだ回が入り混じっていますよね。見ていればわかるはず。本当に手抜きの時は、なんだこれ? と思って消化不良のまま終わっちゃうんですよ。
まるで、当ブログのようです…(;'∀')
これは、笑うとこですよ。
そう、よく読んでいる方はおわかりと思いますが、我がブログも手抜きの時はマジでご飯にのりたまかけただけで終わりますからね。まぁ、それも味だと思って耐えてください。読者の皆様のために…ではなく、読者に苦労を強いるのも我がブログの特徴であります。
そんな余談はさておき…
泣きの池江についてです。
宝塚記念2018に出走するサトノダイヤモンドは結構泣きが入っています。
週半ばに入って多少トーンは上がっているものの、
『いいころに近づきつつあるのは確か。抜群というわけではないですが、そんなに悪くない』
これだけ読むと、ちょっと買う気がうせてしまいますよね。実際問題、池江調教師の素直な感想なのだと思います。
しかし、鵜呑みにし過ぎるのもどうかなと。
その理由はふたつ。
ひとつは、まず池江調教師の人柄です。池江師は基本的に、ファンに対して誠実で、コメントをキッチリ出すタイプです。したがって、不安点があれば不安を吐露しますし、それを素直に伝えます。
なので、ほかの陣営であればわざわざ話さないレベルの不安点でも、比較的表向きに出てきやすい厩舎なんですね。
もうひとつ、これは言語の問題ですが、泣きのコメントも書き方次第というところがあります。
ちょっとした表現や順番によって、同じ内容でも伝わり方が全く異なるということです。
例えば、
A君は、背が高くてイケメンだけど、ちょっとケチなところがある
というのと、
A君は、ちょっとケチなところはあるけど、背が高くてイケメン
というのでは、それだけでA君のイメージが変わりますよね。
…と書いていてあまり変わらない気もしてきたぞ…伝わりますか?(;'∀')
え〜、例えば、
今回の池江調教師のコメントで言えば、やはり伝え方次第でどうともとれるわけです。
「一番動きの良かった一昨年の菊花賞前のような迫力までではないが、順調に乗り込めているし、こちらが求めている状態に近づいてはきているね」
というのと、
「順調に乗り込めているし、こちらが求めている状態に近づいてはきているが、一番動きの良かった一昨年の菊花賞前のような迫力までではないね」
というのでは、やはり読後感として異なると思うんですね。
泣きのコメントは特に受け取る側としてはその部分だけを過剰に考えてしまうので、そこら辺は意識して少し距離を置いて考えることも必要かなということです。
もっと具体的に言えば、サトノダイヤモンドであるということをいったん忘れて、
例えば宝塚記念が、阪神芝2200mの500万条件で、大阪杯が阪神芝2000mの500万条件だと思って、冷静に考えてみれば、前走はハイレベルな500万下で不利を受けて7着、今回はそれよりはレベルの下がる500万条件に出走、ということです。
そもそも泣きが入っていたのは前走も同じで、内容もほぼ同じですから、サトノダイヤモンド自身を考える上では、泣き自体のマイナスは最初からあったと考えることもできるわけです。
だからサトノダイヤモンドは迷わず買え! とは言いませんが、少し距離を置いてこの馬のパフォーマンスを改めて精査してみたら良いかなと思います。
サトノダイヤモンドに関しては、やはり3歳時の充実ぶりが未だに忘れられないのだとは思います。もっとも良い時はキタサンブラックと互角に戦えていたわけですから、それと比べるとどうしても物足りない。求めるものが高いということでしょう。
それはファンとしても同じで、デビューから有馬記念あたりまでは、本当に今後の競馬を背負っていくんじゃないかというくらいの期待感がありましたよね。そう考えるとその後の失速、低迷と言って良いですかね、やはり物足りなさを感じてしまいます。
結論はいずれにしても週末に。
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