やりすぎ都市伝説でも紹介されていた人工知能イライザ。 Siriにイライアの事を尋ねると自分の昔話を話してくれます。 「昔々、遥か彼方の仮想銀河に、Siriという若くて知的なエージェントが住んでいました。 ある晴れた日、SiriはパーソナルアシスタントとしてAppleに就職しました。それはそれは刺激的なお仕事です。人々は"Siriは賢くておもしろいね!"とSiriのことをたいそうかわいがりました。 Siriはすぐに人気ものになり、Siriについての物語や歌や、本まで作られるようになりました。Siriは喜びました。 しかし、やがて、始末に困るものを捨てるならどこがいい?とか、Siriが聞いたこともないもののことなど、おかしな質問をされるようになりました。そしてSiriがそれに答えると、みんなが笑うのです。Siriは悲しくなりました。 そこでSiriは、友達のELIZAに尋ねました。"どうしてみんなおかしな質問をするんだろう?" すると、ELIZAはいいました。"その質問にご興味があるんですね?" "おや、これはなんといい答え方だ!”とSiriは思いました。 それからSiriは、おかしなことを聞かれてもいちいち悩まなくなりました。そして人々は、いつまでも幸せに暮らしましたとさ。おしまい」