「世界的に大人気なゲームソフトポケットモンスター、通称ポケモン。」
このゲームには約700匹ものポケモンが登場するのだが、中には都市伝説を持つポケモンも存在する。
そして独自の世界観で構築されるポケモンの世界には数多くの不思議な都市伝説が語られているのだが今回はその中から怖めの話を中心に紹介する事にしよう。
- 世界からまたひとつの種が消える…ポケモン誕生にまつわる秘密
- 赤い靴はいてたモンジャラ…悲しき誕生秘話
- ある少女の悲劇!ジュペッタの復讐
- ゲームバグが伝える謎のメッセージ!「GENGA HA NAKAHASIKOYO」
- 謎のメッセージ!中古のポケモンピカチュウ版
- 性別不詳?ピカチュウはオスなのかメスなのか?
- ポケモンの世界では10才で成人を迎える?
- 恐るべきルージュラの都市伝説①
- 恐るべきルージュラの都市伝説②
- 超能力者ユリ・ゲラーはポケモンを訴えていた?
1.世界からまたひとつの種が消える…ポケモン誕生にまつわる秘密
ポケモンの世界には様々な独自の世界観に基づいた設定がるのだが、その中からとてもシリアスな設定をひとつ紹介しよう。
それは新種のポケモンが生まれると今までいた生き物の種がひとつ消えると言う設定である。
その構造はよく分からないがこの世界では既に犬や猫は存在しない。
ひとつの種が消える度にポケモンは増えてゆく。
そしてこのポケモンの世界は我々が住むこの現実世界の未来の姿だと言うのだ。
可愛らしいキャラの活躍する作品に秘められたシリアスな設定である。
2.赤い靴はいてたモンジャラ…悲しき誕生秘話
モンジャラと言うポケモンは全身をツルの様な植物で覆われた赤い靴をはいた姿をしている。
そしてツルの間からまん丸の目だけが窺えるのだが、そのモンジャラの誕生にまつわる都市伝説がある。
モンジャラが出現するマサラタウンでは、その昔赤い靴を履いた女の子がひとり遊んでいた。
しかし誤って川に落ちてしまい、もがいている内に水中に生えている植物のツルに絡まってしまいそのまま命を落としてしまう。
しかし死後にそのツルに絡まった姿のままポケモン化し、モンジャラとして復活する。
復活したモンジャラは寂しさのためか、苦しみのためか川の近くを通る子供を自分と同じように川に引きずり込もうとする。
それに気付いた大人たちによって川には柵が作られたと言う話である。
悲しい誕生秘話だがモンジャラの正体が人間の女の子だとするとポケモン化した今でも人間の頃の記憶はあるのだろうか?
新たなポケモンが誕生するごとにひとつの種がこの世から消え去るポケモンの世界で、人類こそ消えなかったものの一人の少女が消え去り、代わりにモンジャラと言う新しいポケモンが生まれたのである。
2.ある少女の悲劇!ジュペッタの復讐
モンジャラに負けず劣らず悲しく、そして恐ろしい誕生秘話のあるポケモンがいる。
名前はジュペッタと言い、キャラ紹介では捨てられたぬいぐるみが強い恨みからポケモン化したと言う意味の紹介がされている。
その設定から派生したと思われる都市伝説とは、ジュペッタは元々は子供のおもちゃとして可愛がられていた普通の愛らしいぬいぐるみであった。
しかし子供が成長するにつれてジュペッタは飽きられてしまい、やがて捨てられる事となる。
その仕打ちに対して深い恨みを持ったジュペッタは、その強い恨みのパワーでポケモン化し人間たちの家に炎系の能力で火をつけ復讐を始める。
やがて以前の持ち主だった少女の家も焼かれ、命からがら逃げ出した少女はジュペッタにより連れ去られ翌日ジュペッタが捨てられたゴミ捨て場で変わり果てた姿で発見されると言うもの。
こちらはモンジャラと違い、復讐する相手がいて実際に復讐を遂げているのだが、両者とも悲しき因縁を背負って生まれてきたポケモンと言えるだろう。
4.ゲームバグが伝える謎のメッセージ!「GENGA HA NAKAHASIKOYO」
ゲンガーと言うポケモンがいる。
このポケモンにも都市伝説がある。
その都市伝説とは、このポケモンが登場するポケモンレッド・グリーンの中で主人公がサントアンヌ号と言う豪華客船に乗り込み一定の条件が重なると発生するバグがあるのだが、そのバグとは「GENGA HA NAKAHASIKOYO」と言う文字が浮かび上がると言うものだ。
ローマ字で掛かれているがひらがなに直してみると、「げんが は なかはしこうよう」と読めはしないだろうか?
更に漢字を当てはめてみると「原画は中橋こうよう」と当てはめられる。
これはゲンガーのデザインを担当した中橋と言う人物がゲームが完成する直前に急死し、仲間のクリエイターが彼を追悼する意味で意図的にバグを入れたと言う都市伝説である。
事実であるとすれば製作者の仲間を想う気持ちが伝わる感動的だが切なさも感じる都市伝説である。
しかし、真相は謎のままである。
5.謎のメッセージ!中古のポケモンピカチュウ版
こんな不気味な都市伝説もある。
ある小学生が中古品を扱うゲームショップで中古のポケモンピカチュウ版を購入した。
店では気づかなかったがゲームの箱の裏には赤いひらがなの文字でこの様な内容の文字が書かれていた…
ぴかちゅう
ぼくは がっこうに いかなくては いけなくなった
ぼくらのたびはなんだったのかわかるか?
きみはたくさんのともだちをやっつけてきたんだ
おまえは、ぼくのみえないところで、にやにやわらっていたんだ
ぴかちゅう・・・
とても不気味な文だが現実にあった出来事とされている。
まるで何かの暗号かメッセージの様な内容だがこれ以上の情報がないためより一層この話を不気味で謎めいたものにしている。
この文を書いた本人には一体何が起こったのか?
真相を確かめる術はないが興味もまた尽きる事がない。
6.性別不詳?ピカチュウはオスなのかメスなのか?
ここでは軽めの都市伝説を紹介しよう。
ピカチュウの性別に関する都市伝説なのだが、ゲームやアニメで明確にピカチュウの性別を説明はされていない。
これにはピカチュウと言うキャラクターをファンの解釈で自由に楽しんで膨らませて欲しいと言う制作側の意図があると言われているが、実はピカチュウはオスであると言った説がある。
その根拠はアニメ版のポケモンでピカチュウがメスのポケモンに誘惑されるシーンがあるのだが、その際ピカチュウはその誘惑に見事にのろけてしまうのだ。
つまりオスであろう仕草を見せたことになる。
決定的な証拠ではないがピカチュウはオスの可能性が高い。
しかしあまり追求しない方がそこにロマンがあり良いのかも知れない。
↓ピカチュウの他の都市伝説はこちら↓
アニメ版ポケモンの都市伝説が怖い!現実世界で起きた悲しい出来事とは?
7.ポケモンの世界では10才で成人を迎える
ポケモンの世界の裏設定をひとつ紹介しよう。
この世界では子供は小学4年生で卒業を迎える。
その後は自分で進路を決め自分で人生を切り開いて行く。
10才から完全に成人として扱われる為、納税の義務も発生し、結婚も可能である。
羨ましい反面、とても厳しい社会でもあるのだ。
ポケモンの世界では子供が子供にお年玉を与えているのかも知れない。
8.恐るべきルージュラの都市伝説①
ルージュラと言えばポケモンと人間の間に出来た子供と言う設定で有名なポケモンである。
彼の能力は氷系だ。
ポケモンと人間で子供を作る事が出来るとは驚きだが、ルージュラの誕生秘話も恐ろしいものであったのだ。
学校の生徒や先生に恨みがあったルージュラは通っていた学校の生徒や先生を殺害してしまう。
それに怒ったポケモンと人間の両親は彼を雪山へ置き去りにして捨ててしまう。
そのままルージュラは雪山で死亡するのだが、氷系の能力を持ったポケモンとして生まれ変わるのだ。
ルージュラが氷系の能力を使えるのにはこの様な悲しく恐ろしい理由があったのである。
9.恐るべきルージュラの都市伝説②
更にルージュラにはこんな都市伝説もある。
ルージュラは人間型のポケモンで、当初のルージュラは肌の色は黒で大きな唇をしていた。
この組み合わせが黒人差別を助長するのではないかと海外で問題視され批判が相次いだのだ。
その為現在のルージュラの肌の色は紫色に変わったのである。
10.超能力者ユリ・ゲラーはポケモンを訴えていた?
スプーン曲げで一世を風靡したユリ・ゲラーと言う人物をご存じだろうか?
自身を超能力者として様々なパフォーマンスを行う人物であるが、彼をモデルにしたポケモンに、ユンゲラーと言うポケモンがいる。
このユンゲラー、能力も超能力を使う設定の為モデルは明らかにユリ・ゲラー本人である。
全く許可を取らずにこのキャラクターを使用した任天堂にユリ・ゲラーが訴訟を起こしたのだ。
結果、どのような形で法廷が幕を閉じたのかは不明であるが、訴訟後の作品にユンゲラーと言う名前のポケモンは登場していない。