ジェイテクト、事業ブランド再編「JTEKT」に統一

JTEKT(ロゴ)
  • JTEKT(ロゴ)
  • 全事業ブランドを「JTEKT」に統一
  • TOYODAブランドのCNC円筒研削盤e300GPi-HYPER
  • TOYODAブランドのギヤスカイビングセンタGS200H
  • Koyoブランドで展開する軸受事業
  • リチウムイオンキャパシタ(展示モデル)

ジェイテクトは、2022年4月よりすべての事業ブランドを「JTEKT」に統一すると発表した。ジェイテクトは2006年に光洋精工と豊田工機が合併して発足、一部の事業では合併前のブランドが使われている。

同社ではこれまで、コーポレートおよび自動車事業、新規事業などで「JTEKT」を使用。産業機械・軸受事業では「Koyo」、工作機械・システム事業では「Koyo」または「TOYODA」ブランドを使用してきた。これらすべての事業ブランドを2022年4月より「JTEKT」に統一する。

自動車の電動化、生産設備の自動化・省人化、脱炭素社会の実現など、顧客と社会のニーズは高度化、多様化していることに加え、新型コロナウイルスや半導体供給問題なども起こり企業を取り巻く環境は、先行きは不透明で将来予測が困難な状況と言える。

こうした環境下で旧態依然の体制を維持したままでは、持続的な成長の実現できないと考え、ジェイテクトでは、2021年をリボーン元年と位置付け、役員体制の刷新、本店所在地の刈谷市移転、既存事業の技術シナジーの創出、営業機能の拡充、グループ会社の再編などを積極的に推進。事業部間のさらなるシナジーを実現し、合併企業として真に1つの企業となるために、事業ブランドを「JTEKT」に統一。事業ブランド統一というリボーンにより、技術・営業・生産のシナジーを高め、すべての顧客ニーズに応え、取り巻く環境が予測不可能であっても持続的成長を実現していく。

今後は事業ブランド統一により、各事業本部が有する技術のシナジーを一層創出するなど製品力の更なる強化を進めるとともに、軸受の顧客への工作機械の提案などクロスセールス活動の推進などの営業力の強化も活発化させていく。

全事業ブランドを「JTEKT」に統一全事業ブランドを「JTEKT」に統一
《纐纈敏也@DAYS》

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