和歌山県でコロナ感染の80代と30代男性が死亡 オミクロン株か

オミクロン株

下地毅
[PR]

 和歌山県は23日、新型コロナウイルスに感染した和歌山市の80代と30代の男性が亡くなったと発表した。2人とも基礎疾患があった。スクリーニング検査でオミクロン株の疑いがあり、ゲノム解析で確定すれば県内初のオミクロン株の死亡例となる。県内の死亡確認は昨年10月9日以来106日ぶりで計64人になった。

 県によると、80代の男性は入院していた向井病院(和歌山市北野)でクラスター(感染者集団)が発生したため、PCR検査をしたところ陽性とわかり、多疾患で22日に亡くなった。

 30代の男性は、県が23日にクラスター認定した医療法人藤民病院(和歌山市塩屋3丁目)に入院していたため、PCR検査で陽性を確認。転院先で23日に急性循環不全で亡くなった。

 県は、2人の死因について、新型コロナウイルスに感染したことが症状を悪化させたと見ている。

 また県は、社会福祉法人やまのこどもマウンテンラブ(和歌山市吉原)で7人、藤民病院で5人、成華苑デイケアセンター(白浜町富田)で9人のクラスター発生を確認し、発表した。(下地毅)

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

新型コロナウイルス最新情報

新型コロナウイルス最新情報

最新ニュースや感染状況、地域別ニュース、予防方法などの生活情報はこちらから。[もっと見る]