バイデン氏、プーチン氏を名指し NATO領土を「隅々まで防衛」

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ホワイトハウスの演説でプーチン氏によるウクライナ4州併合を認めないとするバイデン氏/Chip Somodevilla/Getty Images

ホワイトハウスの演説でプーチン氏によるウクライナ4州併合を認めないとするバイデン氏/Chip Somodevilla/Getty Images

(CNN) バイデン米大統領は30日、ウクライナ4州を併合したとのロシアの発表に触れ、併合を認めない考えを改めて示した。ロシアのプーチン大統領を名指しつつ、米国は「北大西洋条約機構(NATO)の領土を隅々まで」を防衛すると表明する場面もあった。

バイデン氏はホワイトハウスでの演説で、米国と同盟国が「プーチン(大統領)や彼の無謀な発言、脅しにおじけづくことはない」と強調した。

さらに「偽りの住民投票」や、同日午前にウクライナ4州の併合を主張した際の「いつものやり方」に言及し、「プーチンの行動は彼が苦戦している証しだ」と指摘した。

米国や世界は今回の併合を認めないとした上で、「彼は隣国の領土を奪って逃げおおせることはできない」とも述べた。

バイデン氏によると、米国は引き続きウクライナ防衛のために軍装備品を供与する方針。連邦議会から追加で130億ドル(約1兆8800億円)以上の支援が行われるという。

バイデン氏は「米国はNATO同盟国と共にNATOの領土を隅々まで守る完全な用意がある。プーチン氏は私の言うことを誤解してはならない。隅々までだ」としている。

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