ケネディ家メンバー、バイデン氏支持を表明 ロバート・ケネディ・ジュニア氏拒む

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米フィラデルフィアでのイベントでバイデン氏に拍手を送るケネディ家のメンバーら/Elizabeth Frantz/Reuters

米フィラデルフィアでのイベントでバイデン氏に拍手を送るケネディ家のメンバーら/Elizabeth Frantz/Reuters

(CNN) 米国のバイデン大統領は18日、民主党の名門ケネディ家のメンバー10人以上から公式に支持を取り付けた。11月の大統領選挙にはロバート・ケネディ・ジュニア氏も無所属で出馬しているが、同じ一族からの支持はほぼ軒並み拒まれた形だ。

ケネディ家のメンバーの大半はロバート・ケネディ・ジュニア氏の選挙活動を「危険」と認識し、ここまで関与を避けている。

同日フィラデルフィアで開かれたイベントでは、ロバート氏の妹のケリー・ケネディ氏がバイデン氏を紹介。スピーチの中で、バイデン氏こそジョン・F・ケネディ元大統領らが支持したあらゆる権利と自由の擁護者だと宣言した。

一方でトランプ前大統領については、民主主義と自由に脅威をもたらす人物と警告した。

ケリー氏はまた、再選を目指すバイデン氏の選挙活動は「民主党員のみならず、共和党員や無党派層を含む全ての米国民を団結させる」はずだとも指摘した。

ケリー氏のスピーチを受け、バイデン氏は見るからに感銘を受けた様子で、ケネディ元大統領の業績こそが政治家としてキャリアを築く上での指針になったと明かした。

ロバート・ジュニア氏は同日、ソーシャルメディアへの投稿で、「家族の何人かが今日、バイデン大統領への支持を表明すると聞いている。彼らが積極的に政治に関わっているのは喜ばしい。それが一家の伝統だから。私たちは意見が分かれていても、互いへの愛情で一つにまとまっている。これは米国にとっての可能性でもあると考える」などと述べた。

その上で、一家の中には自身の選挙活動に協力している人もいると言い添えた。ロバート・ジュニア氏の選挙対策責任者は、義理の娘のアマリリス・フォックス・ケネディ氏が務めている。

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