昨年、ビートルズの映画製作が発表された時に、「ゲットバック・セッション」の評判の悪さ知った、監督のピーター・ジャクソンはこう語っていました。

ピーター・ジャクソン監督のコメントその1
「しかしながら、実際はその神話とはずいぶん違うものだったと知って、安心しました。 マイケル・リンゼイ=ホッグが、解散の18か月前に撮影した映像、そして音源をすべて確認ところ、これらが素晴らしい宝の山だということに気づいたのです。もちろん感情的な行き違いの瞬間も捉えられていますが、これは、このプロジェクトが長年言われて来たような仲違いの記録ではありません。ジョン、ポール、ジョージ、リンゴの4人が、今では名曲となっている楽曲を一から共に作りあげていく様子は、素晴らしいだけでなく、面白く、気分が高揚する体験で、また彼らの仲の良さには本当に驚かされます」
ピーター・ジャクソン監督のコメントその2
「55時間分の未公開映像と、140時間分の音源を使わせてもらうことができるので、この映画をビートルズ・ファンが長らく夢見ていた“現場に立ち会う”という究極の映像体験にしようと思っています。つまりタイム・マシーンに乗って1969年に戻り、スタジオで4人が素晴らしい音楽を作っている現場に居合わせるような体験です」

これを読むと、いー夢見れそうな映画になりそうです。

というわけで、「ゲット・バック・セッション」がらみの書籍も多く出版されそうです。

僕が今読んで知るのがこれ↓

「ルーフトップ・コンサートのビートルズ」です
「ゲット・バックセッション」のクライマックスへと向かう
メンバーたちの細かな様子と、渦中にいた人々の証言によるドキュメンタリーで

ビートルズのメンバーだけでなく、
例えば、当日の警官とか実際にその場に立ち会えたファンとか
事務所の女性スタッフ、偶然その場にいたファンなどなど。。。
著者トニー・バレルの丁寧な取材が、メンバーの様子だけでなく、
あまり知られていないその場にいた人たちの証言からも
このコンサートのリアルな魅力をつたえてくれています。