ホワイト・アルバムの14曲目は、珍しくリンゴが作った曲『ドント・パス・ミー・バイ』。
 一人で作ったまさにオリジナル。
 ところであらためてこのアルバムは、まるで4人のメンバー寄せ集めの曲をホワイトの容器に放り込んでジューサー・ミキサーでジャラジャラといい加減に混ぜて作ったような感じだが、イギリスの地方都市リバプールで同じ時期に生まれ育った4人の個性それぞれが光っているところがすごい。結局のところ楽曲が良ければ順番やテーマは何?との問いかけなど吹っ飛んでしまっている。
 『ドント・パス・ミー・バイ』とは「ぼくを無視しないで」の意味だから、リンゴならではのひょうきんでなんともユーモア溢れ、余裕があるというかどうでもよくいい加減に作った感じと取れなくはない。
 ビートルズの中で、ドラム演奏で十分な役回りをしているリンゴはリンゴなりの存在感で映画の主役や今回の作曲で存在感を示したといえるようですね。


『ドント・パス・ミー・バイ』
解散後ソロ・コンサートのリンゴもいいね。









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