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レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロはブラック・ライヴス・マターに影響を受けたプロテスト・ソングをリリースすることを発表している。

イマジン・ドラゴンズのダン・レイノルズとのコラボレーションとなる“Stand Up”は現地時間7月2日にリリースされる予定となっている。

公開されたわずかな音源はトム・モレロによる激しいギターに乗せてダン・レイノルズが曲のタイトルをシャウトするものとなっている。

音源と共に車の屋根の上に立って女性がメッセージを掲げる写真も公開されており、この女性は同曲に参加しているシンガーのシーア・ダイアモンドだという。

トム・モレロはブラック・ライヴス・マターの運動について支持することを公言してきており、バンドが政治的であることを批判するファンを一蹴している。

「成功したミュージシャンがまたもや政治の専門家になる」という批判に対してトム・モレロは自身が政治的意見を持つ権利を擁護する中でハーヴァード大学の政治科学を卒業していることを指摘している。

「この政権の非道徳的で非人道的な実態を認識するのにハーヴァード大学の政治科学を卒業している必要はないけれど、たまたま僕はハーヴァード大学の政治科学を卒業しているんだ。君にそれは言えるよ」

先日、トム・モレロはレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンがロンドンのフィンズベリー・パークで行ったライヴから10年となることを振り返っている。

この無料公演は2009年のクリスマス週に“Killing In The Name”を全英シングル・チャートの1位にしようというファンの試みが成功したことを受けて行われたものとなっている。

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