エリック・クラプトンがアルバム『バック・ホーム』の中で、
ジョージ・ハリスンの「愛はすべての人に」をカバーしています。
ジョージのヴァージョンにはクラプトン自身が参加していているので、
何となくクラプトンのセルフ・カバーのような感じもうけます。
曲の出来はホントに良くてバックの演奏などジョージの完コピしてますから、
ジョージへの敬意が表れているようです。
ジョージとクラプトンの友情なんでしょうね。
そんな男の友情を見せてくれたクラプトンのコンサートに
私も友達と行った事があります。
そのクラプトンのコンサートには3人で行ったのですが、
全員荷物持参だったので会場に入っても
荷物の置き場所に困ってしまいました。
結局、椅子の下しかないわけです・・・
コンサートが始り気持ちは高鳴るばかりなのですが、
コンサート最後にいつくるのか、いつくるのかと思っていた「愛しのレイラ」の
イントロが流れた途端、私達は爆発してしまいました。
ほぼド真ん中の1階前列通路側にいた私ともう一人の友達とで
ワーッとステ-ジ下に駆け込みました。
一瞬「荷物!」と思いましたが、友達がいるから「行っちゃえ~!」と激走!!
「友達がいるから」・・・「いるから」ではなく、
私達がその場に置いていってしまったのです。
残された娘は荷物の番人となってしまったのです。
全てが終わり昇天しきった私達はもとの席に・・・・
残っていた友達は烈火のごとく・・・
ひたすら謝り続けた非人情な2人は「よかっね。」を連呼していたのです。
なんと非人情なんでしょうか。
その後、その子が異常にクラプトンのアルバムを買い集めていたのは、
ライブに行って勉強心が涌いたのか、怒りを押さえようとしたのかは
定かではありません。(^^;