ビートルズのアルバム『Abbey Road』『Let It Be』全曲演奏ライブ11月23日開催 ネット配信も 

 「ビートルズ中後期サウンド追求バンド」甲虫楽団(こうちゅうがくだん)は9月に『Let It Be』全曲演奏ライブを開催し、『Rubber Soul』から始まった50周年全曲演奏ライブを完走しました。ご支援いただいたみなさまありがとうございました。レポートは→こちら

このようなご時世にも関わらずライブにご来場いただける方がいらっしゃることをうれしく思う一方、このようなご時世だからこそご来場を見送った方も多くいることを痛感しました。普段お世話になっているライブハウスの皆さまも引き続き苦境が続いています。そこで来たる2020年11月23日に『Abbey Road』『Let It Be』全曲ライブを会場収容人数の5分の1程度の観客数に制限したうえで昼夜2回公演を開催し、その様子をインターネット配信することにしました。

ライブ開催概要

開催日:11月23日(月祝) 昼夜の二部入れ替え制
昼の部:13:00開場、13:30開演、16:00終演予定
夜の部:18:00開場、18:30開演、21:00終演予定
内容:『Abbey Road』全曲『Let It Be』全曲+おまけ
 ※昼の部と夜の部で異なるのはおまけの数曲のみです
場所:Live House Johnny Angel(ジョニーエンジェル)
JR総武線 小岩駅 南口から徒歩30秒
http://johnnyangel.jp/
チャージ:1800円 ※後精算となります。要別途オーダー

※入場人数を15名程度に制限します
※ご予約はジョニーエンジェル様に昼夜どちらかをご指定のうえお問い合わせください
※昼夜両方ご予約いただくこともできますが、昼の部終了後一度ご退出いただきます

 

インターネット配信

昼の部(13:30~)『Abbey Road』全曲をYouTubeで無料配信

視聴は無料ですがライブハウス支援のために投げ銭へのご協力お願いいたします!

アーカイブ(見逃し配信)はしませんのでお見逃しなく!

夜の部(18:30~)『Abbey Road』全曲『Let It Be』全曲+おまけをZAIKOで有料配信

ご購入はこちらから→ https://streaming.zaiko.io/_item/332013

チケット代1500円+購入手数料がかかります
ライブ配信終了後、チケット購入者は11月26日(ライブ終了後72時間後)まで配信した映像を視聴できます。ライブ配信している時間帯に必ずしも視聴しなければならないわけではありません。
 

甲虫楽団史上初の昼夜2回公演&ライブ配信にメンバー一同興奮しております。これまで様々な事情でライブにお越しいただくことが難しかったみなさまに見ていただけることを楽しみにしております。

 

 アルバム『Let It Be』50周年

 ビートルズが事実上解散してから1か月後の1970年5月8日にアルバム『Let It Be』がイギリスで発売されました。同月公開された同名映画のサウンドトラック・アルバムという意味合いが強く、前年に発売した『Abbey Road』が実質的なラストアルバムであると考える人も多いです。

お蔵入りした1969年1月の通称『ゲット・バック・セッション』での演奏を中心にプロデューサーのフィル・スペクターがなんとかまとめ上げた作品であるため、バンドの解散を言い含めるような映画の陰惨な雰囲気と相まってなんとなく物足りなく物悲しい印象があります。ただ、ビートルズ最後の公衆での演奏となったルーフトップ・コンサート(1969年1月30日)の音源を含むなど、ライブ感にあふれたアルバムでもあります。

 当時他のメンバーと折り合いが悪かったポール・マッカートニーは映画やアルバムの方向性には納得がいかなかったようで、映画はその後絶版となり、2003年にアルバム『Let It Be... Naked』でポールのコンセプトどおりに音源がリミックスされました。

そしてアルバムや映画の公開50周年となる今年は作り直された映画『The Beatles: Get Back』が公開されるはずでしたが、2021年に延期になりました。2017年の『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』から始まった50周年記念盤の発売も途絶えています。

この「Get Back」という言葉は当時のセッションのコンセプトそのもので、アルバムもこの名前で発売されるはずでした。来年の映画公開の際には『Let It Be』ではなく『The Beatles: Get Back』のサウンドトラック・アルバムとしてリミックス盤が発売されるはずです。とことん50年前の出来事を黒歴史として葬り去り、やりなおそうとしているように感じます。50年前同様、作品を1年間寝かせることになるとは数奇な運命と言わざるを得ません。

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3 コメント

  1. 夜の部参加します。
    声を出して一緒に歌えないのが残念です。
    Dig It楽しみにしています。

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    1. marrさんご参加いただきありがとうございます。
      初の試みなので僕も楽しみにしています。

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  2. お疲れさまでした。

    来年の新しい企画楽しみにしています。

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