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シュリンクがはずせない―Melody Gardot, Sunset in the Blue [Bernie Grundman(BG)の仕事]

メロディ・ガルド―(Melody Gardot)の新譜"Sunset in the Blue"(Decca)のアナログ盤、気が付いたときにはAmazonではすでに「在庫なし」で「再入荷見込なし」になっていて超焦ったのだが、HMVでは「通常ご注文後 2-7日 以内に入荷予定」になってたので「なんとか買えるか?」と期待して発注したのが、昨年の暮れのこと。

しかし、世の中、そんなに甘くないようで、出荷予定日には、「メーカー在庫切れ」の出荷遅延の知らせが・・・
まぁ、そんなもんよね・・・

「1月25日出荷予定」となっていたので、まぁ最終的にキャンセルされるのも覚悟しながら待つことにしたのだが、ボクの場合、常日頃の行いが良いせいか、1月25日を待たずに無事届いた。

タイトルの"Sunset in the Blue"をイメージした抽象画?のジャケットの良し悪しはボクにはよくわからないが、エンボス加工してあるあたりは、ちょっとコレクター心をそそられる。
まぁ、いまの時代のアナログ盤、再発になってもエンボス加工じゃなくなることはないんだろうが(笑)


20210124-1.jpg


"MELODY GARDOT Sunset in the Blue"の文字部分は、その隣のメロディの写真でわかるかもしれないが、シュリンクの上に透明ステッカーが貼ってある。

見開きジャケットのレコードなのに、これじゃシュリンクがはずせないぞ・・・
まぁ、内ジャケをのぞいて見たところ、抽象画の延長みたいなのがエンボスで描かれているだけのようなので、はずさなくていいか。

気になるマスタリングは、バーニー・グランドマン(Bernie Grundman)によって行われている。
アナログのカッティングも彼の仕事である。
インナースリーブにもクレジットされているが、送り溝にもBGの刻印があるので、間違いない。


20210124-2.jpg


ってことで、カートリッジをCadenza Redにかえて、アンプのボリュームをぐ~んと上げるのである。

いやぁ、いいわ・・・

二枚組で、一面には3曲づつの12曲。
余裕をもってカッティングしてあるので、実に情報量が多い。

オリジナル曲はこれから聴きこむとして(聴きこみたいと思わせる出来なのだ)、最後におさめられたスタンダードの2曲、"Moon River"と"I Fall in Love Too Easily"には、完全にまいってしまった。

完璧な終わり方なので、日本盤CDのボーナス・トラックどころか、CDの世界共通ボーナス・トラックになっているスティング(Sting)とのデュエット"Little Something"さえ収録されていないというのも理解できるのだが、"Little Something"については、できればオマケ・シングルでつけてほしかったなぁ。

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