ADULT EDUCATION/DARYL HALL & JOHN OATES | Beatles大好きっ!猫大好きっ!

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ADULT EDUCATION b/w MANEATER/DARYL HALL & JOHN OATES
DARYL HALL & JOHN OATESは70年代後半から80年代中頃までは
圧倒的な勢いでチャートを荒し回った最高のデュオでしたが、
80年代後半からその勢いは低下してしまいました。
個人的には決して発表される作品のクオリティが低いとは思いませんが、
やはりあの勢いに飲まれて行った聴く側が飽きて来たのと、

HALL & OATESの音楽的な変化に隙間が出来たのだと思います。
個人的には大好きなデュオなので、彼らの動向は今でも気になっていますし、
応援もしたいと思っているんです。
また話題の元気なアルバムを発表してくれると嬉しいんですけどね・・・
そんなDARYL HALL & JOHN OATESの全盛期に放ったヒット曲
「ADULT EDUCATION」をアップしてみました。
発表されたのは1984年で、曲を作ったのはDaryl Hall、John Oates、Sara Allenの
3人です。ある意味、最高のメンバ−による楽曲なわけですね。
この曲はスタジオ・アルバムからのカットなく、ベスト盤の『Rock 'n Soul Part 1』に
収録されていた曲です。

イントロのちょっとチャイニーズ風のギターから入って来る雰囲気は
とても耳を傾けたくなり、そこからキーボードやドラムスが加わると
一気にサウンドが躍動的になってくるんです。
この躍動感がこの曲のうねりとなっていき、全体を引っ張っていくような
感じになっているんです。それに何と言ってもDaryl Hallのヴォ−カルがいいんですよね〜。
セクシ−というか魅力的というか・・・Daryl Hallとは機内で会って
サインと握手をもらったので、その時の思い出が甦ってくる感じなんです。
すごくかっこよくて、それでいて物静かで紳士的・・・そして力強さも感じました。
そんな彼の雰囲気がこの一曲から感じられるんです。
本当に彼のヴォ−カルは素晴しいと思うんですよね。
やや高い感じの声が本当に聴く側を惹き付けるような感じを漂わせているんです。
もちろんDaryl Hallのヴォーカルばかりがこの曲の魅力ではありません。
ホワイト・ソウルとまで言われるDaryl Hall & John Oatesですから
サウンド面もしっかりして迫力があるんです。
John Oatesの細やかなギターをバックに弾んだベースが曲にアクセントを付け、
さらにドラムスが全体にメリハリをつけて締まりをしっかり出しています。
このドラムスは本当に勢いと響きが良くて、曲を聴いててもこのドラムスの音に
鳥肌がたってしまいそうです。
まだまだこの曲には良い所があって、Daryl Hallのヴォーカルのバックで入る
コーラス!これがまたすごくいいんですよね〜
♪Oh Yeah Oh Yeah 〜(^0^って入る所は一緒に
歌いたくなっちゃいます。メロディ、アレンジどれをとっても素晴しい出来です。
これがベストにしか入っていなかったというのが残念で、出来ることならスタジオ盤に
収録してほしかったですよ。(ベスト用に作った曲なんでしょうけどね。)
この曲は当時の彼らとしてはチャート的にはやや低くBillboardで8位でしたが、
このアクティブでソウルフルなサウンドは最高の曲だと思います。
ウ〜〜〜ン、この曲を聴いていると機内で会った物静かなDaryl Hallの姿とは
反対の魅力にうっとりしそうですよ。(^^本当に最高にカッコいい曲ですね。
この「ADULT EDUCATION」のB面というのが82年に発表された『H2O』からカットされた
「MANEATER」です。出足からモータウンな感じの入りで弾んだのりがカッコいい曲です。
メロディはマイナーな感じなんですけど、バックの演奏との感じが凄く合っていて
心惹かれるしまうんですよね~。
サウンド的には80年代の雰囲気がめちゃしますけど、うまくモータウンな感じを
織り込んで来ているので気になりませんし、もともと彼らの楽曲がそういうものですから
80年代の音と言われてもあんまりピンとこないんですよ。
そう言う意味ではDARYL HALL & JOHN OATESが80年代のサウンドを作ったと
言ってもいいのかもしれませんね・・・これは言いすぎかな・・・?(^^;
通常こういうベストに新曲を入れてそれをカットした場合、過去のシングル・ヒット曲を
カップリングさせるというのも企画としては面白いんですけど、
出来ればライブ・バージョンとかをカップリングした方が良いと思うんです。
新しいファンの獲得には良いのかもしれませんけど、ちょっと残念なような・・・(^^;
まっ、どっちにしてもこの頃のDaryl Hall & John Oatesは向かう所敵なしでしたから、
本当に何やってもヒットを手繰り寄せる力は半端なかったわけです。
最近は凄く落ち着いているようですけど、またチャートを賑わせてほしいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=XLYqTZKEpvs
https://www.youtube.com/watch?v=yRYFKcMa_Ek