水上のGET WILD | こちらからは以上です。

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ボートレース・オートレースに関する事を〝斜め下〟目線から鈍く、緩く書いています

なんですかねぇ・・・。昨夜はパチスロ「モンキーターン」のBGMが、プロ野球・千葉ロッテマリーンズのチャンステーマとなり、いまや高校野球の定番の応援曲として流行中、というトコから、でも野球の応援くらいじゃ印税だって入らないだろうし、これだけ広く親しまれている曲なのに、作曲した人には、あくまでもパチスロ機のBGMとしての作曲料しか入っていないと思うので、それは少し可哀そうだ。

 

と、言いたかったんですよ、本当は(笑)。相変わらず酒飲みながらグダグダと書いていると、本当に書きたいことすらすっ飛ばしてしまう・・・。

 

さて気を取り直して(?)本題。

 

北条司先生の名作漫画「CITY HUNTER」がフランスで実写映画化され、大ヒット。逆輸入の形で日本でも11月に公開されるとか。この日本公開版の予告編で流れるのはやはりTM NETWORKの「GET WILD」なんですね。CITY HUNTERといえば今年2月にも新作のアニメ映画が公開され、大ヒットとなりましたが、これもエンディングテーマは「GET WILD」でした。なんかすっかりCITY HUNTERのテーマ曲といえば「GET WILD」という感じになっていますが、そもそも「GET WILD」がテーマ曲として使われていたのはTVアニメ第1シーズンのエンディングだけで、その後のシーズンは、ちょびちょびと挿入歌として使われる程度だったのですよね。一方で「GET WILD」自体は、小室センセイ自身も「何パターンあるのかわからない」と言うくらい、新バージョンが作られ続け、ついには「GET WILD」だけを収録したCD4枚組のアルバムを発売するなど、完全に〝ネタ〟と化してしまっていました。

 

それでも、この時代に新作のテーマ曲として採用されるのは、「GET WILD」がCITY HUNTERの世界観を、ドンピシャで表現しているからだろう。曲も良いけど、やはり小室みつ子氏の歌詞が、原作の世界観を忠実に表現しているのが名曲たる所以でしょう。後、当時のウツの容姿がどことなく冴羽獠に被ることもあるのかな。

 

と、何が言いたいかと申しますと、ボートレースにはかつて「水上の格闘技」という秀逸なキャッチコピーがあったじゃないですか。契約の問題なのだろうが、あれ使わないのもったいないよ。あんなにボートレースの魅力を一言で表したコピーは無い。もう未来永劫「水上の格闘技」でいいじゃないか。

 

昔はさ、競馬ファンとか、競輪ファンから「競艇?どうせスタートして、最初のコーナー回ったら決まっちゃうんでしょ?」と言われるのは、もう逃れなれない〝業〟のようなものだった。どう反論すれば良いのか分からなかったんですよ。私のボキャブラリーが未熟だったせい(今でも未熟だが)もあるのですが、「いや、そうじゃなくて・・・」と続く言葉が出てこない。そんな感じでもどかしい日々がしばらく続き、「水上の格闘技」というコピーを見たとき、「あぁ、そうか!」と悟りが開けた訳です。

 

そうだよ、競艇は6選手が互いに航跡にはめ合う〝格闘技〟じゃないかと。それ以来、上記したようなイヤミな質問(?)にも特に気にせず対応できるようになったわけです。全盛期のマイク・タイソンが、1Rで〝秒殺KO〟したところで、何万円もするリングサイド席を購入していた人が、「もう終わり? 金返せ!」なんて騒がなかっただろう。

 

秒殺KOですぐに終わろうが、長い時間の激闘となるのか、格闘技だからそれでいいのですよ。