使用上の注意 | こちらからは以上です。

こちらからは以上です。

ボートレース・オートレースに関する事を〝斜め下〟目線から鈍く、緩く書いています

11月の山口県・長門市長選挙で、現職の大西倉雄氏を破って当選果たした江原達也氏が、任期初日に市役所で職員に向けた訓示が、江原氏が過去に勤めていた某大手銀行の企業理念と酷似していると問題になっています。

 

世知辛い世の中だねぇ・・・。商業利用していたら問題だろうが、単純に素晴らしい理念だと思っているから使ったのだろう。価値の有るものを伝えていくのは悪い事ではないよ。もちろんそれを商業利用していたら「パクリ」と非難されて仕方ないけど、市役所で職員に向けて訓示したくらいで問題にするのはヒステリックな気もする。今のご時世「人類皆兄弟」とか言っても叩かれるんだろうなぁ(笑)。

 

なんか時代の流れだから仕方無いのだろうけど、〝言葉狩り〟みたいなところあるじゃないですか、この時代。少しでも「枠」から外れた発言は、すぐにSNS上で大炎上してしまう。でもそれで心が豊かになるのだろうか。なにもかもストレートに伝わってくると、それはそれで面白味が無いよ。自分で想像する余地があるから面白いんだ。「こち亀」で昔の駄菓子屋のくじは最初から1等が入っていなかったというエピソードが書かれていた記憶があります。反社会勢力の詐欺なんかは絶対に許されるべきではないが、こういう駄菓子屋レベルとかの「騙し、騙され」とかはあっていいと思うのですよね。こういうところで社会勉強になることもあるし。

 

だから公営競技でも、一昔前では「三味線」弾く選手とかいっぱいいたじゃないですか。ボートでも進入は「まあ、このメンバーなら枠なりでしょう」とか言っていた6号艇が、本番ではゴリゴリ前ヅケに動いてイン強奪とかね。当然枠なりの123456で予想して舟券買っていたファンは「ふざけんな!」となりますが、だからと言って選手はファンに気を使う必要は微塵も無い。だってファンにとってこの「ふざけんな!」が楽しいんですから(笑)。そこまで予想するのが公営ギャンブルの醍醐味なのだし。

 

川口オートのCS中継で、最終日12月8日に行われるチャリティーオークションに出品する選手がそれぞれの商品をアピールする映像が流れるのですが、自身のサイン入りヘルメットを出品する佐藤摩弥選手のコメントが「ぜひ観賞用に・・・」って、〝観賞用〟と言いきるのがなんだかホッコリ。まあ自分のサインが入ったヘルメットかぶってコンビニ強盗とかされても困るからね(笑)。