公式発表、風速７ｍ、波高７ｃｍですよ・・・。向かい風とはいえ、このコンディションでスロー３コースから．０２決めてまくって見せました。圧巻としか言えないですよね、田頭選手、おめでとうございます。

 

田頭選手って、もちろん記録も残しているのですが、ＢＳ４番手からのミラクル逆転劇だった、若松・オーシャンＣでのＳＧ初制覇とか、Ｆ３でのＧⅠ制覇とか、記憶にも強烈に残るレースを見せてくれますよね。今回も難しい水面コンディションのなか、６号艇で３コース奪取。少しの躊躇もなくトップスタート決めてまくり勝ちという、枠なり進入➝イン逃げ決着という流れが圧倒的の近年のＧⅠ優勝戦で、ひと際印象に残る走りを見せてくれました。若手レーサーがルックスで注目されるのと裏腹に、レースでの個性はどんどん薄れていくなかで、田頭選手のような個性派のベテランレーサーの存在は本当に貴重だと思います。そして田頭選手と言えば、スタートばかりに注目が集まりがちですが、減量等、人一倍努力をしている人でもあるのですよね。若手選手の良い刺激になるはずですよ。現在のボートレースの人気を支えているのは若手のイケメンレーサーとか女子レーサーなのでしょうが、その支えになっているのはやはり先輩ベテランレーサーなのだという事を忘れてはいけませんね。