ふしぎブログ

指圧師・ライター斎藤充博の日記

あした『天気の子』を見に行くのでストーリー予想

新海誠監督の新作『天気の子』が楽しみだ。幸いにもまだネタバレが全然ないこの状態で、『天気の子』のストーリーを予想してみる。

 

僕が知っている情報は以下の通りだ。

・タイトルは『天気の子』

・ボーイミーツガールものらしい

・ラッドウィンプスの音楽がめっちゃかかるらしい

予想してみよう。

 

○○○

 

世界から「天気」が失われて200年……。人々は高く巨大な「塔」の中に移り住んでいた。「塔」の中に人類に必要な物は全て設置されており、人々は一生を塔の中で過ごすようになっていた。

 

実際に塔の住民のほとんどが外に出たことはなかった。若い世代にとって世界とは塔のことであり「塔の外」という概念がない。

 

○○○

 

主人公はやんちゃだけど、興味津々の男の子。今日も塔の中を縦横無尽に走り回り、いたずらばかりしている。

 

そんなときに、主人公は自分が本来は入れない低階層領域に足を踏み入れてしまう(塔の中は厳格な身分制度が存在し、身分の高い物ほど上階に住んでいる)。

 

そこで主人公が見た物は、身分の低い物が毎日を命からがら暮らす世界だった。

 

「この世界は一体何だ……?」

 

やがて主人公は低階層で「長老」という人物に出会い、「外」の世界の概念を知る。

「そと……?」

「知らないのか。無理もないな……」

主人公は外の世界に興味を持つようになった。

 

主人公はさらに塔の中で探索を続け、低階層の一室に幽閉されている女の子と出会う。

男の子と女の子は一目で恋に落ちる。

「こんなところからは逃げよう」

二人は重罪である塔からの逃亡を企てる。求めるのは「塔」の管理が及ばない自由な世界。数々の追っ手をなんとか振り切り、命からがら塔から脱出した二人が見た物は……。

 

「天気」が失われ、荒廃しきった世界だった。

 

「僕たちが求めた外の世界はこんな物だったのか?」

 

落胆している主人公。しかし主人公と女の子は追っ手からの攻撃を受けて瀕死の状態である。女の子に至っては意識がない。後ろを見ると、塔からさらに追っ手が来ている。捕まるのは時間の問題だ。

 

「ここで全てが終わるのもいいかもしれない。おれたちはあの管理された「塔」の外に出られたんだ。それだけのでよかったじゃないか……」

 

主人公は最期と思い、女の子にkiss― その瞬間、女の子が光り輝き宙に浮き始める。女の子から放出される光の帯は塔よりも高く伸び、やがて天まで達した。

(ラッドウィンプスの音楽がかかる)

 

その時である。色彩のない空間だった空ににわかに雨雲が発生し、土砂降りの雨が降り出した。

 

「これはいったいなんだ? 上から水が落ちてきたぞ……?」

 

天気の失われた世界に天気が戻ってきた瞬間であった。あと、追っ手は雷に打たれてみんな死んだ。

 

外の世界の岩陰から出てくる人々。

「あれは……伝説の天気の子じゃ!!!」

女の子は天気のない世界に天気を取り戻すと言い伝えられていた伝説の存在だった。だから塔の中に幽閉されていたのだ。

 

男の子と女の子は、外に残っていた部族の洞窟に連れていかれて、数日間の手厚い看護をうける。

 

回復した二人が外に出て見た物は、真っ青に晴れた空(この晴れの描写の美しさで観客は泣く)。

 

「世界って、こんなに美しかったんだ……」

(またラッドウィンプスの音楽がかかる)

 

そしてもう一つ信じられない光景が目に飛び込んできた。それは大雨により倒れてしまった「塔」だった。

 

部族は二人を「神」と崇め、自分たちを統治してほしいと懇願する。それを受けて、二人はこの世界で生きていくことを決意する――。

 

天気の子 完

 

○○○

 

見た人、どうですかね?

あってますかね?

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