国民を不幸にする「新自由主義」とは…?
どういうわけだか分かりませんが、
B層有権者の深層心理を形成している
「ワイドショー・報道番組ショー」等のマスゴミどもは、
「K.Y宰相」が主導する政府と一体となって、
「新自由主義」という概念(キーワード)を、
有権者の思考から意図的に消し去ろうとしています。
これはひとえに「K.Y宰相」が抱く、
あの「横須賀・極道宰相」と同様の長期政権を築きたい
という不純極まりない意向に配慮した結果なのですが、
たとえそうだと分かってはいても、
私はどうしても1期目の時とは口調が変わっている
マスゴミどもの姿勢が許せないのです。
ただ、今回の本題に入る前に、一つだけ確認しておきたいことがあります。
それは、「新自由主義」という経済思想は、
絶対に一般国民を幸福にしないこと、
そしてそのことは、
日本以外の国では、すでに議論の余地がない当然のコンセンサスとして
共同認知されているという動かし難い事実です。
ではその「新自由主義」というのはどういう経済思想だったでしょうか?
一言でそれを言ってしまえば、
「いかなる痛みも、すべては自己責任」という
冷酷無比な表現となるでしょう。
そのために政府の機能は小さければ小さいほど良いとされ、
国民を保護するための規制は撤廃され、公営の事業は民営化され、
すべては市場原理に委ねられてしまいます。
今、財務省は、
「1000兆円を超える債務を健全化させるために、
増税+社会保障の削減が絶対に必要」
というプロパガンダの流布に余念がありませんが、
この「財政再建」というのも、
結局は「小さな政府」を目指すものに過ぎません。
ただ、「新自由主義」をひもとくキーワードは、
この「小さな政府」という概念だけではありません。
「規制緩和」・「民営化」・「市場万能主義」・「法人税減税」等も、
それに該当します。
現在、「売国の雄、K.Y宰相」は、
「財政再建のために消費税を増税し、
市場の活性化のために法人税を減税し、
海外のマネーを取り込むために大胆な規制緩和を断行する」
と声高にアナウンスしています。
どうです?
あの「売国のK.Y宰相」は、今でも立派に「新自由主義者」でしょ?
つまり、
1期目のときよりは、多少はスピン・コントロール
( マスゴミ対策 ) が巧妙になってはいますが、
結局は第1期の頃と、政治的な態度は何も変わってなどいないわけです。
なのに、これまでマスゴミ・ワイドショーは、安倍晋三政権のことを
「ギリギリで間に合った、奇跡の本格政権」などとして、
就任して以降、異常なまでに持て囃してきました。
思想的には、1期目の頃と何も変わってなどいないにもかかわらずです。
まぁ、こういったマスゴミの奇怪な行動は今に始まったわけではありませんが、
とはいえ、このあまりの変調ぶりは、さすがにおかし過ぎやしませんか?
「KY」ですよ、「KY」…。
1期目の時は「空気が読めない」などと、
さんざんこき下ろしていたではありませんか…!
そんな「空気も読めない」ようなボンクラに、
このまま長期政権を委ねてしまってもいいのでしょうか…?
それに、何度も言いますが、
「新自由主義」的手法では、国民は絶対に豊かになどなれません。
消費税が増税される我々一般国民の懐に
富裕層の富が滴り落ちてくる ( トリクルダウン ) してくることもなければ、
規制を緩和して海外勢の投資マネーを呼び込んでも、
実体経済が上向くわけではないので、
一般労働者の賃金が反発することもありません。
そうではなくて、結局近い将来に我々が目にすることになるのは、
市場に切り捨てられた経済的弱者による大量の自殺と、
中間所得層の更なる破壊 ( 経済格差拡大、二極分化進行 ) だけでしょう。
1期目の頃と比較してスピン・コントロールが巧みになっただけの安倍晋三は、
今でも立派に「新自由主義者」で、
アメリカ様の利益を最大限に尊重する「売国の雄」で、
一般国民の窮状に思いが至らない「K.Y」で、
ただただ、権力の座に一日でも長く座ることにしか興味がない、
管・野田ラインと同軸線上に位置する
「我利我利政治屋
(政治という土俵で自己利益の最大化を図ろうとする商売人)」
です。
清き一票を有する我々有権者は、
その決定的な事実から、決して目を逸らしてはなりません。
※参考図書
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