322 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/05/27 04:22
俺、ガキの頃、間もなく死ぬ人間から匂う”死臭”を感じていた。

親戚のジイサンがすげぇ臭くて、
でもジイサン自体は元気だし、みんなもニコニコとそばに寄って話なんかしてたりするから、
避けている自分の態度は失礼なんだ、ぐらいに思っていた。

それから数日後にジイサン急死。

小学校中学年まで、その匂いを嗅ぐ能力があったみたいで、
この頃は外出が無茶苦茶嫌いだった。

そして最後に嗅いだ匂いは同級生。

ある日からやたら匂うようになって、ヤベェななんて思っていたら、
数日後に、俺の弟が部屋に飛び込んできて

「にいちゃん! ○○先輩(その同級生)、今そこの交差点で事故った!」

後で聞くと、交差点を自転車で曲がった時、
そばの倉庫から少し違反して公道にたまたま出たフォークリフトの爪に首ひっかけて、
胴体から首が切断。