ふしぎブログ

指圧師・ライター斎藤充博の日記

会社員から個人事業主になるひとに

友達が個人事業主になるかもしれないという。アドバイスをまとめていたんだけど、わりと誰にでも共通するような話なので、公開しておく。

読んでみると分かるとおり、このアドバイスにはわりと僕の主観が入っている。でも、そんなに間違ったことは書いていないと思う……。

 

1.確定申告

税務署に行って「開業届」と「青色申告承認申請」をする。何も分かっていなくていいので、何も考えずにこれはすぐにやるべき。税務署に行って「何も分かっていないけど開業届と青色申告申請したい」と正直に言うと丁寧に教えてもらえる。

確定申告は「青色申告」と「白色申告」があるが、事業規模や簿記の知識にかかわらず、必ず「青色申告」にするべき。ここで白色にするとメチャメチャ損します。白色申告は罠。

参考:売上がいくらになったら青色申告したらいい? 税理士さんに聞いてみた | スモビバ!
https://sumoviva.jp/article/1001723

確定申告は自分でやると面倒なので、税理士に丸投げしましょう。一般的な個人事業くらいの規模であれば、10万くらいで丸投げできるはず。

その一方で、確定申告の流れや概念を把握するために、一回くらいは自力で確定申告をしたほうがいいかもしれないも思う。税理士も間違うときがある。僕は税理士がひどい間違いをしていたのに気づいて、申告前に修正してもらったことがある。自分やったことがないとこうしたことにも気づけない。自分で確定申告をするときにはクラウド会計ソフトを使う。

どちらにせよ、領収書や請求書など、ありとあらゆる書類は保管しておきましょう。

売上高が1000万を超えそう、あるいは所得(利益)が600万くらいになりそうだったら法人化をする。

2.健康保険

国民健康保険はアホみたいに高い。できるだけ国民健康保険にはいらない道を探すのがいい。マンガ家だったら「文芸美術国民健康保険組合」など。

参考:健康保険料で損をしてない?フリーランスのクリエイターなら『文芸美術国民健康保険』も検討してみよう。【Webist】 | |Web・広告系クリエイター専門求人サイト
https://webist-cri.com/article/detail/4757

3.年金・資産形成

「iDeCo」「つみたてNISA」「小規模企業共済」がある。「iDeCo」と「小規模企業共済」は仕組みが似ているけど、小規模企業共済の方が圧倒的に制度面で優れている(つみたての範囲内での貸付)があるので、こちらを優先的に利用するべき。併用もできる。

参考:小規模企業共済・iDeCo・つみたてNISA、フリーランスが断トツで最優先すべき積み立てはコレ | Mocha(モカ)
https://fpcafe.jp/mocha/2513

4.その他

・取引先が多くなってきたら請求書作成にオンラインツールを使うといい。「MISOCA」など。かなり便利。

・そのほか、業務を楽にしてくれるような有料のサービスはどんどん取り入れていった方がいい。

・会社を辞めた次の年から住民税を自分で支払うことになるので、とんでもない額の請求が来るけど、我慢して支払うしかない。

・フリーだと「クレカの審査が通らない」「マンションを借りるときに審査が通らない」なんてことをよく聞くけど、自分の場合は今までそういうことは一切なかった。でも住宅ローンは無理だろうなと思う。

 

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