650: 本当にあった怖い名無し:2011/05/30(月) 00:11:12.79 
幽霊とかじゃないけど未だに納得できないことがある。
幼稚園に通ってた頃だったと思う。
ある日、ばあちゃんの畑で遊んでたんだけど
そこで同じくらいの年齢の男の子と友達になった。

名前は鈴木なんとか。
俺はその鈴木君とすぐに仲良くなってそれから毎日遊んだ。


651: 本当にあった怖い名無し:2011/05/30(月) 00:14:15.40 
鈴木君とは違う幼稚園だったけど
ばあちゃんの畑の方に行くとだいたい鈴木君に会えた。
鈴木君の家にも行った。
2人でウルトラマンの図鑑読んだの覚えてる。
とにかく、あの頃は鈴木君とよく遊んでたと思う。


652:  本当にあった怖い名無し:2011/05/30(月) 00:21:11.39 
でも、ある日を境にぱったり俺と鈴木君は会わなくなった。
原因は覚えてないし、いつごろから会わなくなったのかも覚えてない。
それからばあちゃんの畑には何度も行ってたけど、多分鈴木君には一度も会ってない。
いつしか俺は鈴木君のことを忘れてしまっていた。


654: 本当にあった怖い名無し:2011/05/30(月) 00:32:18.97
話はとんで中学生の時になる。
俺は鈴木君のことなんてずっと忘れてる。
でもある日、部屋を掃除してたらウルトマンの図鑑が出てきた。
それで思い出した。
あー昔鈴木君とよく遊んだなーって。で、何気なく母親に聞いてみたんだ。

俺「昔さ、俺ばあちゃんの畑の方に住んでる鈴木君とよく遊んでたよね?どうしてるかな?」
母親「?そんな子と遊んでたっけ?」


655:  本当にあった怖い名無し:2011/05/30(月) 00:38:46.01
俺「え?」
母親が知らないわけがない。
ばあちゃんの畑は俺の家から100mぐらいの距離でその辺の家の人とは皆顔見知りだ。
絶対に鈴木って人が住んでて俺と同じくらいの年の子供がいたはずだ。
みたいなことを力説した。
でも母親は「そんな人はいなかったよー。
だいたいあんた外で遊ぶのよりも家でゲームしてる方が好きじゃん」って笑ってた。


658:  本当にあった怖い名無し:2011/05/30(月) 00:50:36.97 
結局、鈴木君については何もわからなかった。
ただ、絶対にあの頃俺は鈴木君と遊んでた。遊んでた記憶はきちんとある。
でも、鈴木なんて人は確かに住んでなかったそうだ。
鈴木君のことを知ってるのは俺だけだった。
これって俺が頭おかしいのか?

未だに納得がいかない。
一体この記憶は何なんだ?って。たまに思い出してはモヤモヤ感を覚える。

終わり。
あんまり怖くなくてごめん。


661: 本当にあった怖い名無し:2011/05/30(月) 01:06:48.69 
母親だけじゃなく、婆ちゃんや近所の人に聞いてみれば?


663:  本当にあった怖い名無し:2011/05/30(月) 01:15:10.08 
もちろん聞いたよ
近所の友達、ばあちゃん、聞ける人全員聞いた
でも、だれも知らないんだ本当に
この話するとみんな夢だって言うんだぜ