Om Swastyastu お願い

 

どんどん太陽が夏になってゆく沖縄から宇宙の子マサです!

 

 

 

さて、みなさん。

 

先住民の予言では「大いなるリセット」や、

 

「浄化の時」がやって来る、

 

ということが語られて来ましたが、

 

今年の夏に開催される世界経済フォーラム(ダボス会議)のテーマが、

 

「The Great Reset(ザ・グレート・リセット)」

 

にすると決まっていることを知っていましたか?

 

 

 

 

 

日本語で詩的に言うなら、

 

「大いなる大転換」

 

とでも言えるグレート・リセット。

 

 

 

 

何をリセットするの?

 

何をやり直そうと言ってるの?

 

そう「資本主義社会システム」のことですね。

 

 

 

 

ダボス会議の創設者であり会長のクラウス・シュワブさんは、

 

この「グレート・リセット」が意味するものについて、このように語っています。

 

 

「世界の社会経済システムを考え直さないといけない。

 

第二次世界大戦後から続くシステムは異なる立場の人を包み込めず、

 

環境破壊も引き起こしている。

 

持続性に乏しく、もはや時代遅れとなった。

 

人々の幸福を中心とした経済に考え直すべきだ。」

 

 

 

 

とにかく、今の世界の在り方や方向性を改めないといけない、と。

 

ひたすらに、これからも無限の経済成長を追い求めたいが、

 

人間らしい社会の姿としても、有限な地球の環境や資源においても、

 

それにはとうに限界が来ている、と。

 

 

 

 

こうしたことは、改めて言葉にしなくても、

 

もうみんなが日々、心の中で感じていることだと思います。

 

 

 

 

限界なのはわかってる。

 

今が大きな転換点なのもわかってる。

 

でも、じゃあ、

 

「どんな世界の在り方や、生き方を目指していけばいいのか?」

 

という具体的なビジョンを示してくれる人やモノって、

 

ほとんど無いんじゃないかと思います。

 

 

 

ビジョンがないから、限界を感じるばかりで、

 

なかなか変化の先へと進めない。

 

もしくは進めている実感がない。

 

 

 

 

突然、明日から自粛要請や、

 

緊急事態宣言が発令されるような、

 

不確実性な今この日々の中では、遠くまで見通すことが難しく、

 

場当たり的な視野しか持てなくなりそうですが、

 

そんな中、

 

まるで暗闇の夜道を照らしてくれる懐中電灯のような、

 

本との出会いがあったので

 

その内容を僕のフィルターを通して、みんなにシェアしたいと思います。

 

 

 

 

 

それがこちら、

 

山口周さんの著書「ビジネスの未来 ーエコノミーにヒューマニティを取り戻す」

 

です。

 

帯には「新しい時代を創るために資本主義をハックしよう」

 

とあります。

 

 

 

 

 

 

山口周さんと言えば前著書の、

 

「ニュータイプの時代」など大きな話題となっているので、

 

読んだことあるという人も多いんじゃないかと思います。

 

 

 

 

 

この本が、まず僕に大きな価値観の転換を与えてくれたのは、

 

現代の僕たちは「祝祭の高原にいる」ということです。

 

 

 

これがどういうことかと言うと、

 

今の日本経済は「成長もなく、停滞を続けている」というように言われていますが、

 

高い成長率というのは「文明化の未達」であり、

 

今の日本の成長が止まったような姿というのは、

 

「文明化の完成=ゴール」で、

 

日本は世界で最も早くこの状況に達したと言えると本の中で書かれています。

 

 

 

 

この視点は新鮮で衝撃的で、

 

確かに世界に出ると、日本ほどモノやサービスや福祉など、

 

高い生活水準が隅々まで行き渡っている国ってないんじゃないか?

 

と言うのは体感として感じるところだからです。

 

 

 

 

 

では世界でいち早く日本が到達したと言う、

 

「文明化の完成」の「文明化」とは何か?

 

についてですが、

 

「経営の神」と呼ばれるパナソニックの創業者である松下幸之助さんは、

 

日本が戦争で灰塵に帰し、物がなく貧しかった時代に、

 

経営の使命について、このように語っています。

 

 

「生産者の使命は貴重なる生活物資を水道の水のごとく無尽蔵たらしめることである。

 

いかに貴重なるものでも量を多くして、無代に等しい価格を持って提供することにある。

 

かくしてこそ貧は除かれていく。

 

貧より生ずるあらゆる悩みは除かれていく。

 

生活の煩悩も極度に縮小されていく。

 

物資を中心として楽園に、宗教の力による精神的安心が加わって人生は完成する。

 

ここだ、我々の真の経営は。」

 

 

これは「水道哲学」と呼ばれているものですが、

 

水道の蛇口をひねれば、溢れるように出てくる水のように、

 

「豊潤なる生活物資の提供によって貧を縮小していく」

 

ことが経営の使命であると語られているんですね。

 

 

 

 

そして欧米諸国から「奇跡のようだ」と称賛された、

 

戦後の復興と発展を遂げた現代の日本は、

 

9割もの人々が「物質的に満足している」と回答していて、

 

これを著書の中で、

 

「ビジネスの歴史的使命の終了」

 

であると書かれています。

 

 

 

 

「物質的貧困」からほぼ解消され、物が溢れ返っているという、

 

祝祭すべき歴史的な状況に達しているにも関わらず、

 

GDPという「どれだけの量を生産したか?」のモノサシで計れば、

 

日本は当然ながら成長率は低く、国が停滞しているように見えます。

 

 

 

 

 

そして日本だけが、そのような状況かというと、

 

このグラフを見ればそうではないことがわかります。

 

 

これは先進7カ国のGDP成長率をまとめたものですが

 

明らかに全体として下降トレンドを辿っていることがわかります。

 

 

 

「無限の経済成長」を前提としている今の世界の社会システムの中では、

 

「隅々まで物資を行き渡らせることを成し遂げられた」という、

 

本来なら祝福すべき状況も、受け入れ難い「停滞」となってしまう訳です。

 

 

 

 

そしてGDPの延命措置を図り、

 

新しいものを次々と生み出し消費させ、浪費を促すことで結果、

 

地球温暖化や海のプラスチックゴミ問題、

 

世界的な地下水の枯渇問題や、

 

森林伐採など、あらゆる環境破壊が現れてしまっています。

 

 

 

 

 

僕たちは「停滞の谷底」へ向かっているのではなく、

 

祝祭すべき「高原の社会」に到達したんだと、

 

"永遠の経済成長の終焉"を受け入れ、

 

「新しい価値観や、新しい社会ビジョンを再設計することが必要」

 

と本書は進んでいきます。

 

 

 

 

どうですか?

 

めちゃくちゃ面白くないですか?

 

 

 

では次回は、

 

今どのような喜びが未来が始まっているか、について書きます。

 

お楽しみに!

 

 

 

 

 

 

宇宙の子マサからの地球に緑を増やすお知らせです!

 

今年も「内モンゴル植林ツアー」の開催は難しい状況ですが、

 

現地の方々と共同で「あなたの木を沙漠に植えるマイツリー」の企画を行っています!

 

締め切りを過ぎましたが、僕の方で告知が遅くなったので、もう少し受け付けています!

 

何か希望の行動を起こしたい皆さん、お待ちしています1

 

 

 

 

 

 

 

日常的なことはインスタのストーリーであれこれ書いているので、フォローしてねほっこり

 

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