Om Swastyastu
梅雨に入ったけど、毎日太陽サンサンで、
一気に蒸し暑くなった沖縄から宇宙の子マサです
前回の記事の続きを楽しみにしてくれているみなさん、
待たせてごめんね。
毎日、続きを書いているんだけど、
どうしても、熱が入っていない、ただの本要約になってしまうので、
【グレート・リセット②】というシリーズ的な形より、
僕が「今日これを書きたい」と思ったメッセージの中に、
そのエッセンスを交えて行こうかなと思います。
さて。
今日、自分の心を心理学していたら、
バリが雨季になって海の掃除が忙しくなると感じないけど、
乾季になって忙しさが落ち着いて、
「時間」ができるようになると、
その時間に押しつぶされそうになるほど精神が苦しくなるのは、
そこにはどんな心理が働いているからなんだろうと行きつき、
調べていました。
ここ数年、ずっとそれを解明したくて学びを進めていたけど、
心のブラック・ボックスの構造まで、
なかなか辿り着けずにいました。
そして、
僕は今日まで知らなかったんですが、
韓国でベストセラーとなって、
去年日本に上陸して話題となったこちらの本(レビューの数もすごい)、
「あやうく一生懸命生きるところだった」
の存在を知って、
気になってYouTubeで要約動画を観ていたら、
ふと、
「この心の問題を解決したい」と思う心理は、
「努力至上主義のような、
この"社会の在り方"から発生しているのではないか?」
と、直観したのでした。
ちょっと分かりにくいかも知れないので、
たとえると、
ぷーさんが、はちみついっぱいの壺の中で、
「はちみつを食べないようにしよう」と思っても、多分むりで、
はちみつの壺の中にいる限り、
ずっと食べたい欲求が生まれ続けると思います。
つまり、さまざまな心の問題は、
問題が生まれる価値観にとどまって解決しようと思っても、
できなかったり、難しかったりするんじゃないかと思ったんです。
日本であれば、
競争が激しく、努力や成果を常に求められ続けること、
などで生じる心の問題は、
すべて、そうした社会の土壌の上に生まれています。
つまり、さまざまな心や社会的な問題を解決するには、
問題(はちみつ食べたい欲求)を生み出し続ける、
はちみつの壺から出て、
新しいの土地(新しい価値観)に移ることが、
これからの時代に大切で、
そこから見えてくるものがあるんじゃないかと思ったんです。
山口周さんの「ビジネスの未来」の内容を交えると、
僕たちの社会は「普遍性が高い問題」、
例えば「雨風をしのげる家が欲しい」など、
多くの人が求める、衣食住に関わる不足を、ほぼ解決しました。
文明化を進め、
物資を隅々にまで行き渡らせようとしてきた、
これまでの生産性重視の時代には、
それぞれの"個"は重要じゃなく、
画一性が求められてきました。
しかし、物質的に満たされ、
その時代が役割を終えつつある今、
ただ生産性のための労働力となるような生き方は、
もう僕たちに夢も喜びを与えません。
これは「私たちの教育システム」と題された風刺画で、
姿形も能力も違う動物たちに、
『 "公平"のために、みんな同じ試験を受けてもらいます。さぁ木に登ってください』
という課題を先生が出します。
この風刺画は、アインシュタインが語った、
「誰でも才能を持っている。
しかし、もしも、
魚を木登りの能力で判断したら、
魚は自分のことを無能だと思い込んで、
一生を過ごすことになるだろう」
という言葉が元になっているそうですが、
今日伝えたいことは、
木を登ろうとするルールはもう時代に合っていなく、
木を登そうとすることで生まれる心の問題は、
木を登ろうとすることをやめることで解決するんじゃないか、
ということでした。
コロナ禍のこの1年で、自分に合った価値観へ向かう人が、
すごく増えているのを感じています。
宇宙の子マサより
日常的なことはインスタのストーリーであれこれ書いているので、フォローしてね。
FACE BOOK