前向き気づき日記

瞑想歴28年。読むだけで気持ちが軽やかに前向きに。自分らしく生きたい方へ。

北山裕子

北山裕子(id:yuko-k-ami )
瞑想歴25年、東京や大阪を中心に瞑想セミナー、キネシオロジーセミナーを主催。 エネルギーヒーラー。 23才で摂食障害を治すため、 藁にも縋る思いではじめた瞑想で潜在意識とつながり、 自分の奥底に眠っていた本当の自分(潜在意識)と 会話ができるようになりました。
読むと気持ちが軽やかに、自然と前向きになるようなお話しを綴っています。

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避けたいこと困ることの「どうしよう」の答え

私は晴れ女なので

出先で雨に会うことは少ないのですが、

 

以前、たまたま通りがかりで

山に簡単なトレッキング?ハイキング?に行った時に、

雨にあったことがありました。

 

それは本格的な山登りではなく、

スニーカーで行けるくらいの

ハイキング的なコースでしたが、

やはり山のお天気は変わりやすく、

途中で急に曇ってきて、

 

これはもしかして降るのかも?と思いつつ、

でも降らないかもしれないし、と、

雨具を何も持っていませんでしたが、

そのまま進んでいきました。

 

すると案の定雨が降ってきて、

でも通りがかりでちょっとそのコースに行ってみたので、

何も準備はしておらず、

 

レインコートも防水ジャケットも

何も持っていませんでした。

 

(そのコースは山登りではなく

気軽に歩く感じのコースだったので、

みんなそんな感じでした。)

 

 

遠くに、頂上に雪を被った山々が見え、

その裾野を歩いたのですが、

 

周りには木もなく、草原が広がり、

雨宿りするような場所もなく、

 

雨を凌ぐにはスタート地点まで戻らなければ無理で、

スタート地点まで戻るのも進むのも

距離的に変わらないくらいだったので、

 

そのまま行ってみることにしました。

 

 

するとあっという間に本降りになり、

 

「わ!どうしよう」と一瞬思ったのですが、

すぐに「どうしようもないな。」と思い、

 

濡れて歩くだけだな、と思うと、

「なーんだ、何も”どうしよう”でもないんだ。笑」と、

焦った自分がおかしくなりました。

 

別に槍が降ってくるわけでもなく、

ただ水が降っているだけで、

 

あと40分くらい歩けば到着するとわかっているのだし、

他に選択肢はないし、

 

私は何を焦ったのだろう、と不思議に思えました。

 

 

雨に濡れないようにしようと思うから、

どうすれば!と焦りますが、

 

雨が降っても濡れて歩くだけ、と思うと、

何も問題はなく、

 

そう思って歩くと、

 

雨に霞む遠くの森は綺麗だし、

草原の緑は綺麗だし、

大きな雨雲がゆっくり動くのは雄大だし、

 

鳥が飛ぶのを眺めながら、

彼らは雨でも焦ったりしないのだろうなぁと思い、

 

今までに見たことがなかった景色を見ることができ、

とても新鮮で感動しました。

 

 

また、小雨ならともかく、

本格的な雨の中、傘も差さずに濡れて歩くなんて

いつぶりだろう、子供の頃以来かも?と、

 

なんだかうれしくなり、

 

そうか、なんでも

「嫌なもの」「困ること」「避けたいこと」と

思い込んでいるから、

 

それに会った時に「どうしよう!」と焦り、

どうにかしなくてはと悩むけれど、

 

そうなったらそうなったで、そうなるだけ、

と思うと、

 

どんなことでもただそうあるだけで、

悩む必要はないのだなぁと思いました。

 

今までどれだけ、

嫌なことを避けようと悩み、

困ることから逃れようと抵抗し、

避けたいことが起こったらどうしようと

起こる前から心配していたのかを知りました。

 

 

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 (ニュージーランド 北島 ハミルトン近郊にて。

この日は虹を6回も見ました♪)

 

 

嫌なことを起こらないように

人や状況、世界をコントロールすることは難しく、

 

困ることから逃げようと画策するのはストレスで、

 

避けたいことが起こったら・・・と考えているだけで、

不安や心配は大きくなり、

それがとんでもなく怖いことのように感じてしまいます。

 

 

でも、「そうなったらどうしよう」から、

「そうなったらただそうなるだけ」と理解し、

抵抗を手放すと悩むことはなくなり、

 

その中で生きるだけなのだと、

その時に学びました。

 

 

不安でどうしよう!と思っている時は、

それはとんでもなく怖くて、

絶対に避けたくて、

 

そうなったらこの世の終わり、

というくらいの気分ですが、

 

実際はこの世は終わらず、

私は死なず、

 

何もかもおしまいのような気がしていても、

 

実際は明日も私はこの体で朝目覚め、

水も飲めるし、お腹も空いて、

何も変わらない人生がそのまま続いていきます。

 

例え、恋人と別れようと、

離婚しようと、

仕事で大失敗しようと、

とんでもない恥をかこうと、

 

「どうしよう!」ではなく、

特に何もする必要はなく、

「ただそのまま生きるだけ」ですね。

 

 

そう受け入れると人生は本当に楽になります。

 

もう悩まなくてよく、

何も先回りして不安にならなくていいのですから。

 

 

その雨の日の山でのトレッキング?ハイキング?の時、

そう思ったら、

 

雨の中を歩くことが楽しくなりました。

 

自分は本気でずぶ濡れだし、

防水でないリュックはビショビショだし、

 

リュックに入れた一眼レフのカメラは

どうなったのだろう、と思いつつも、

どうなっていようとどうしようもないな、と思い、

 

世界に対して無抵抗でいるって

こんなに気楽なのだなぁ!と

その時に初めて知りました。

 

 

そして、せっかくの貴重な機会だから、

この雨の中歩くことを最高に楽しもう、

人生に巡ってくることにYES!と楽しむ自分でいよう、

と思い、

 

雨の山や草原、森の美しさを目一杯楽しんでいましたら、

 

その後すぐに雨は上がり、

素晴らしい青空が広がりました。

 

(もうすぶ濡れでしたが。笑)

 

 

ああ、これを経験するための雨だったのだなぁと思い、

 

素敵な贈り物に、

やはり宇宙のデザインは、

私たち人間が考えることより

ずっとずっと素晴らしいなと思いました。

 

きっと人生の雨も、

私たちには見えなくても、

そこには自分では考えつかないような

素晴らしい贈り物が用意されているのだと思います。

 

 

ですからもし、

困ったことや避けたいことに出会ったとしても、

 

「どうしよう!」と焦って悩まなくていいですね。

 

その時には分からなくても、

後になるときっと、

その贈り物に気づく時がくるでしょう。

 

雨が降ったら濡れて歩くことを楽しみましょう。

 

ずぶ濡れになっても、抵抗しないで、

それでも自分の人生を信頼し、

心を開いて楽しもうとしていると、

 

雨はすぐに止み、

きっと見たこともない素敵な景色が広がるでしょう。

 

 

人生の雨の日には、

「どうしよう」の代わりに、

「それでも私は楽しむ」です。

 

みなさまの人生の雨が、

より豊かな人生へとつながりますように。

 

 

 

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