Om Swastyastu お願い

 

 

 

 

今日はこれから、

 

人生のファミリーのみんなとの再会が待っていて楽しみな、

 

気温30度の沖縄から宇宙の子マサですやしの木

 

 

 

 

みんなこの人を知ってるかな?

 

「おもしろき こともなき世を おもしろく」

 

という時世の句で有名な、

 

日本の歴史に名を残す、

 

明治維新の立役者の一人「高杉晋作」さんです。

 

 

 

 

初代内閣総理大臣の伊藤博文さんは、

 

高杉晋作とはどんな人だったかを、

 

こんな一言で表しています。

 

 

「動けば雷電のごとく、発すれば風雨のごとし」

 

 

これだけで、大体どんな感じの人か見えてきますよね?

 

 

彼の為すことに対して、

 

「周囲の者は、驚き、ただ呆然とするばかりだった」

 

そんなふうな人物だったと語られています。

 

 

 

 

 

実際、高杉晋作さんに関する本や、

 

取り上げられている名言を読むと、

 

恐れなどないような勇猛果敢な偉人としての側面が語り継がれています。

 

 

 

調べれば簡単に出てくる彼の「名言」をいくつかを紹介しますね。

 

 

人間、窮地におちいるのはよい。

 

意外な方角に活路が見出せるからだ。

 

しかし、死地におちいれば、それでおしまいだ。

 

だから、おれは困ったの一言は吐かない。

 

 

 

生きるか死ぬかは時機に任せよう。

 

世の人が何と言おうと、そんなことは問題ではないのだ。

 

 

古くから天下のことを行う者は、

 

大義を本分とし、決して他人に左右されることなく、

 

断固として志を貫く。

 

禍福や死生によって気持ちが揺れ動いたりするものではない。

 

 

「自分には迷いなどなく、志が揺れ動くことなどない」

 

そんな強い意志の人物像がうかがい知れるような言葉です。

 

 

 

けれど今年の初めに、

 

高杉晋作本人が遺した日記(彼は筆まめだった)を読んだ時、

 

世に出回っている姿とはまったく違う、

 

悩み迷う一人の人間としての高杉晋作の姿がそこにあって、

 

僕は衝撃と共に大きな勇気をもらいました。

 

 

 

 

いろいろと書き残されているのですが、

 

現代の僕たちにも通ずる共感できることとして、

 

彼が悩んでいたことの一つは、

 

「父親」の存在でした。

 

 

 

 

「僕も皆のように行動を起こしたい。

 

でも僕は父親に心配をかけてまで、

 

勇気を出して踏み出すことができない...」

 

そのような悩みが、日記に度々書き記されています。

 

 

 

 

いくつか紹介します。

 

これは高杉晋作が中国への視察に抜擢された時に父親に伝えた言葉です。

 

 

『僕の性は鈍で、才は疎です。

 

なのに、はからずもこのような天命を受けてしまいました。

 

しかも僕には兄弟がいません。

 

いま、海外に遠遊したら、父上のもとで孝養をなす者がなくなります。』

 

 

まずびっくりなのが、高杉晋作は自分のことを、

 

「僕の性は鈍で、才は疎です」と、

 

つまり「僕は鈍くて、うとい人間です」

 

と思っているところです。

 

そして「父親を一人にして、中国に(数ヶ月間?)行けない」と。

 

 

 

 

そんな弱気な晋作に対して父は、このように喝を入れます。

 

『お前は暗愚の少年で、こんな大任が果たせるとは思えない。

 

しかし君命がひとたび下ったのだから、

 

ぐずぐず言っても始まらぬではないか。

 

お前は励み、勤めて、私のことなどは考えず、

 

死んだつもりで君命を奉じるのみだ』

 

何をぐずぐず言ってるんだ、と。笑

 

お前のような暗愚の少年(=おろか者)に大任がやってきたのだから、

 

心配などせず、精一杯やって来いと伝えます。

 

 

 

そして晋作は中国へ渡るのですが、

 

彼は船内で風邪を引き、

 

現地に着いてからも、皆がお偉いさんに会いにいく中、

 

自分は風邪だから辞めておくことにした、というような、

 

弱々しい心境を吐露するような気持ちを日記に残しています。

 

 

 

 

明治維新の志士たちを輩出してきた、松下村塾の塾長であり、

 

高杉晋作の恩師でもある吉田松陰が処刑されることになり、

 

松陰先生から「晋作、今が行動を起こす時だ」との手紙が届くも、

 

それに対して晋作は日記にこのように自分の想いを書いています。

 

 

 

『わが身、わが身の如くにして、わが身にあらず』

 

『これ(父の戒言)にそむき候えば不幸になり候ゆえ、

 

そむく心にはなりかね申し候』

 

 

自分の人生は自分のもののようで、自分のものじゃない、と。

 

親不孝をしてまで、自分にはとても行動できない...と。

 

 

 

直言実行、傍若無人、

 

死を恐れない気迫があるからこそ、

 

国のために深謀深慮の忠も尽くせるのだ。

 

by 高杉晋作

 

まるで同じ人が書いたとは思えない言葉です。笑

 

 

 

 

 

こうした人間らしい、ありのままの心に触れた時、

 

僕はすごく勇気をもらいました。

 

偉人と呼ばれる人たちは、

 

まるで悩みなどないような人物のように語られているけど、

 

なんだ、めちゃくちゃ悩みながら進んでたんじゃないか、と。

 

 

 

 

歴史の人々が、成し遂げてきたことには、

 

もちろん勇気をもらいますが、

 

僕は高杉晋作の日記を読んで、

 

「あの人も悩んでたんだ」

 

と感じれたことが、

 

勇姿以上の共感と勇気になりました。

 

 

 

 

そして、もしも150年前に生きていた、

 

自分のご先祖さまの日記があったら、

 

「何を為したか」も大事だけど、

 

何にぶつかったり、

 

何に挫折し、そして立ち上がったのか、

 

何に悩み、乗り越えて行ったのか、

 

そうした「生きる姿」が、

 

同じように子孫が壁にぶつかり、挫けそうになり、悩むとき、

 

何よりのラブレターになると思ったのです。

 

 

 

 

だから、僕の悩みや、それを打ち明けることは、

 

100年後、200年後に生きる子孫の勇気に変わる。

 

 

 

 

今日の最後に僕の子孫たちに、

 

僕の大好きなAKIRAさんのこの言葉を伝えよう。

 

 

「堂々とまちがえろ」

 

「胸をはって傷つけ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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宇宙の子マサより