ITmedia NEWS > セキュリティ >
セキュリティ・ホットトピックス

三菱の家電に脆弱性 炊飯器、冷蔵庫、エアコン、太陽光発電など広範囲 ユーザー側で対処を(1/3 ページ)

» 2022年09月29日 17時30分 公開
[ITmedia]

 三菱電機は9月29日、炊飯器や冷蔵庫などの家電製品やネットワーク機器などで複数の脆弱性が見つかったと発表した。悪用されるとDoS攻撃を受けた状態になったり、情報漏えいが発生したりする恐れがあるとしている。

photo 対象製品(一部)

【編集履歴:2022年9月30日午後8時 画像内に対象製品ではないものが含まれていたため修正しました】

 対象製品は同社製のエアコン、無線LANアダプター、冷蔵庫、給湯器、バス乾燥機、炊飯器、換気システム、スマートスイッチ、太陽光発電システム、IHクッキングヒーターなど。

 見つかったのは(1)情報漏えいの脆弱性、(2)DoSの脆弱性、(3)悪意のあるスクリプトを含むメッセージを応答する脆弱性。認証情報が暗号化されず、盗聴により情報を盗まれる恐れもある。

 三菱電機は、悪用を回避するには「霧ヶ峰 REMOTE」などの管理アプリからのシステム更新や、無線LANルーターの設定見直しなどが必要としてユーザーに対処を求めている。

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.