Entertainment

アリッサ・ミラノ、コロナ後遺症か。“抜け毛ごっそり”動画で訴えたこと

 かつて美少女子役として一世風靡し、日本でも「アメリカの後藤久美子」と注目を集めたアリッサ・ミラノ(47)。現在も女優を続けながら、活動家としても存在感を発揮し、世界的ムーブメントとなった反セクハラ運動「#MeToo」の立役者としても知られる。そんなアリッサはつい先日、新型コロナウイルスに感染していたことをSNSで告白したが、今でも「抜け毛」など様々な後遺症に苦しめられているようだ。

コロナの検査を3度受け、「陰性」だった

アリッサ・ミラノ

アリッサ・ミラノ

 1985年の映画『コマンドー』でアーノルド・シュワルツェネッガーの娘役を演じて大ブレークし、たちまち国民的子役となったアリッサ。日本でも「アメリカのゴクミ」といわれ、アイドル雑誌に取り上げられたり、TVCMに出演したりするなど、大変な人気を博した。  その後低迷期が続いたが、1998年から始まった米ドラマ『チャームド〜魔女3姉妹〜』に出演したことをきっかけに復活。近年は映画やテレビで活躍するほか、ユニセフ親善大使など活動家としての顔も持ち、ハリウッドでセクハラ被害を受けた人に声を上げるよう呼びかけるキャンペーンを実施して、「#MeToo」運動を広めた。  そんな多忙な日々を送るアリッサだが、今年3月から4月にかけ体調不良が続いたという。これはつい先日、アリッサがインスタグラムに投稿した写真で、今年4月2日に撮影されたものだそうだ。
 インスタには、そのころ約2週間にわたり、全身の痛みや嗅覚異常、胸の上に象が座っているような息ぐるしさ、嘔吐、微熱、ひどい頭痛といった症状に悩まされていたと綴られている。こうした症状が続き、2週間で4キロ近く痩せたというアリッサは、コロナ感染を疑い、検査を2度受けたそうだが、結果は陰性。そのあとには抗体検査も受けたが、これも陰性だったとしている。  しかし4か月経った今でも、めまいや動悸、胃の不調、生理不順、息切れ、記憶障害といった不調が続いため、再び抗体検査したところ今度は陽性反応。これまで陰性だったものの、今回陽性だったことで、3月に経験した不調の原因がコロナによるものだったことがやっと判明したという。  また、1度目の抗体検査は指に針を刺すフィンガープリックテスト、2度目の抗体検査は採血によるものだったとしたうえで、検査方法によって異なる結果が出たことを明かしたアリッサ。自らの経験を踏まえ、「この国の検査体制には欠陥があることを知ってほしい」と人々に訴えた。  そして最後に、「この病気はでっち上げではない。自分は死ぬのではないかと思った。私は死にそうになった」と続け、手洗い・マスク・ソーシャルディスタンスを守ることの大切さを改めてアピールした。

髪の毛をとかすと、髪が大量に……

 コロナの症状が出始めてから4か月たった今でも、完治はしていないというアリッサ。つい最近も、胸のあたりに重苦しさを感じ、病院に駆け込んでいたと明かしていた。 「実は4月、新型コロナで突然具合が悪くなっていたの。今でも症状がたくさん残っている。いわゆる“ロング・ホーラー(症状が長引く患者)”みたい。昨晩、胸のあたりがとても重くなった。それで(ウイルスによる)血栓じゃないかと思って、救急医療室に駆け込んだわ。幸い、違ったようだけど。このウイルスは最悪よ」  さらにアリッサは、髪の毛をとかした際、大量に毛が抜ける様子をあらわす動画をツイッターに投稿した。  洗髪後と思われる濡れた髪にくしを通すと、毛がごっそり抜け落ちてしまっていることがわかる。 「コロナが髪に与える影響をみんなに見せておこうと思ったの。この病気を甘く見ないで」と綴っているアリッサ。動画の最後には「とにかくマスクを着けて」と真剣なまなざしで訴えかけている。  アリッサの抜け毛について伝えている米メディアによると、これまでコロナの主症状と思われてこなかった「抜け毛」を訴える患者が、最近増えているとのこと。特に、コロナの症状が長引いた人によくみられる現象だという。 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ