米マイクロソフトは21日、米ゲーム開発会社を傘下に持つゼニマックス・メディアを75億ドル(約7800億円)で買収すると発表した。MSが展開する定額ゲームサービスで遊べるソフトを充実させ、ソニーに対抗する。
規制当局の審査を経て、来年前半に買収を完了させる予定。
ゼニマックス傘下のベセスダ・ソフトワークスは「エルダー・スクロールズ」や「フォールアウト」といった人気ゲームの開発で知られる。
MSの定額ゲームサービスの契約者は1500万人。今月15日に米欧などで、クラウド技術を活用し、スマートフォンやタブレット端末で本格的なゲームを楽しめるようになった。ベセスダの新作ソフトなどをこのサービスでも利用できるようにするとしている。(共同)