娘『のんちゃん(ジョン)がさぁ、友達(トーマス)を助けなければあの人(ダニエル)は足を撃たれることもなく、出産にも立ち合えて親子3人幸せに暮らせてたわけやん。
でも、のんちゃんが悪いわけじゃないよね?
だって、友達助けただけやもん。
かと言って、あの悪い人(トーマス)が全面的に悪いか?と言われたら。。そうじゃない気がする。
プロテスタントの人らに仲間(ジンジャー)を殺されて余計に考え方が振り切れちゃっただけやし。。
まあ、やり方は汚いけどさ。
誰が悪いってわけじゃなく、時代が悪かったってことかな?』
我が娘ながら、こんなことを考えながら舞台を観ていたのかと正直驚いた。。
娘はカトリックとプロテスタントの歴史を大学で勉強していたらしく、やたらと詳しかった。。
パンフレットに書いていた『憎しみ合うために生まれてくる子供は誰一人いない』を、娘はなんとなく自然と感じていたかもしれない。
・・・私はというと、今の時代も戦争や紛争が立て続けて世界の何処かで起こっているし、時代が変わってもやってるとこは成長してないような気がして、『人間って馬鹿だなぁ』ってそんな風に思ってた。。。
娘に比べたら考えが浅はかで恥ずかしい。。
私は幸運にも大千穐楽にご招待頂いたけども、この日は出演者の方たちの熱意が大爆発していたように思いました。
歌声にも力強さを感じたし、演技にも自分の力を精一杯出すんだという気迫を感じて、素晴らしい舞台を見せて頂いたと思っています。
のんちゃんも前ブログにチロっと書いたけど、周りにいるミュージカルスターの皆さんに引けを取らないくらい、歌がめちゃくちゃ上手でビックリしました。
普段の歌い方とは全然違って、腹の底から声が出てるのが素人でも気づいたし、喉かっぴらいてる〜って感じで迫力のある歌声でした。
きっと、のんちゃん自身、色んな葛藤があったと思いますが、めちゃくちゃ努力して勉強して、今後ののんちゃんの自信に繋がった作品になったんじゃないのかな?と思っています。
願わくば、またミュージカルの作品に出てほしいなぁ。。
共演者の方々も素晴らしい歌声と演技で魅了されました。
トーマスは策略家でずる賢い人だけど嫌いになれない男性やったし、
ダニエルは喋り方も仕草も可愛くて好感が持てたし、
ジンジャーは心癒し系クマさんみたいで優しい雰囲気にほんわかしました。
あと、何と言っても主の女性3人の方々の歌声は耳福でした。
メアリーは可憐で気高くて、
クリスティンは陽気で格好良く、
バーナデットは可愛く健気で、
三人三様でキャラが際立ってて、とても魅力のある女性達でファンになりました。
きっと3人ともお若いから、これからのミュージカルを背負って立つ俳優さんになっていくのだろうと楽しみです。
ミュージカルを観たのが私は産まれて初めてだったのですが、初めてのミュージカルがこの『ザ ビューティフルゲーム』で良かったと思います。
この舞台を一緒に観に行ったミュージカル観劇を趣味とする友人も満足してくれたみたいだし、また友人とも一緒にミュージカルを観に行きたいと思いました。
大千穐楽から少し時間が経ちましたが、共演者の方々は次の舞台のお稽古に入ってるのかな?
また機会があったら、ジャニーズWESTには歌上手い人がのんちゃん以外あと6人いますので、一緒にお芝居してほしいなぁ。
またジャニーズWESTの舞台が観られるように私もこれから少しずつ徳を積もうっと。
『ザビューティフルゲーム』に関わった沢山の方々、
楽しい時間をありがとうございました!
とってもいい時間を過ごせたし、いい思い出になりました!
皆さんの活躍を心からお祈りしています。
本当にお疲れ様でした!
ありがとう!!