和香子ちゃんが幼女の頃に遊んだ玩具か。捨てられずにご両親の部屋と思われる部屋にあった(荒らされたのか転がっていた)のは、娘の孫に使わせてあげたいと、お母さんがそっと保管しておいたのではないだろうか。親心がなせる粋な計らいに、数十年後の廃墟の一室にて、たったひとり、胸をじいんと熱くする、僕。
キャンディ・キャンディのたのしい いんさつやさん
キャンディ・キャンディことキャンディス・ホワイトがニヤけるイラストの横にはこう書かれていた。
ママとわたしのうでくらべ
女将と和香子ちゃんのうでくらべ。その後、和香子ちゃんと孫のうでくらべ。そこまで母親は考えてはいなかっただろうが、デパートのおもちゃ売り場でこの玩具を手にした時の母の慈愛に満ちた表情を想像すると、夥しい瓦礫の堆積する寒々とした部屋で身も心も温まるようであった。
今回の日記は、幼少の頃、キャンディ・キャンディの玩具でクラスメートの好きな男の子にラブレターを印刷していたかもしれない、お宿の長女、和香子ちゃんから、芳幸君への交換日記。
和香子ちゃんの将来の夢が語られる。
峠のお宿二代目女将と書いたのか。
いや、本人も僕もこれを読まれている方も、そんなことは思ってもみないに違いない。
その前に、卒業式に卒業証書に校長先生に書いてもらう言葉を事前に生徒が希望を出すらしく、和香子ちゃんはその言葉を峰尾君にこっそり教える。
和香子ちゃんが卒業式に希望した二文字の言葉。大自然の山の中で緑と戯れながら育った少女の口からはおよそ発っせられることのないだろう、とてつもない野心を抱いた将来の大器を窺わせる、力強い、言葉であった。その言葉のあまりの大きさに、芳幸君、次回どんな反応を示すのだろうか。
恋人同士の二人は普段から将来の夢を語り合っていたらしく、芳幸君の夢もそこには書かれていた。
和香子ちゃんの夢、それは、女将の情操教育が実を結んだのか、女将としてはそれが本望ではないだろうが、お宿の売上のことを考えると、とてもじゃないが娘に継がせようとは思っていなかったはず。
夫婦にとって喜ばしいことであるのか、幼少の頃に買い与えた、「キャンディ・キャンディの いんさつやさん」にあきらかに影響を受けたような職業を彼女は第一の夢としてあげたのである
to 芳幸
・いよいよ 明日は 願書を出しに いく日 だけど .... ンッ・・心の じゅんびが
まだ できてなくって ・・・ 。 む ん ! ぐわんばるぞ!
・私 今のまんまでも 峰尾 って 素直 だと 思うけどなぁ。
だって 自分から よりよい 自分を めざそうと してる じゃん。。
そういう 心が 一番 ”素直” ってことなんじゃないかなぁ
私 , ホラ、 卒業式 に 校長 先生 に かいてもらう 言葉 あ
るでしょ、 あれね、 ”征服 ” に したんだ。 意味 は ・・・ っうと
攻 げきして、 服従させること、 あるいは 困なんに 打ちかって 目的達成
すること _ うっふふ ♡ いいでしょ ?
峰尾は なんだっけ ?
・うーん たとえばって ..... いわれると 困っちゃうんだけどナ・・・
とにかく 本能 に 忠実って いうか. いやだと いったら ぜったい
意見 は まげないし 、 いいといったら 人が なんといっても 心の中 では ぜったい
主張 はまげない. 単純 に いえば わがまま なのかもしれないね。
峰尾が そーぞー してた 答え は どうだったのかな?
おしえてよ !
・ 今 クリストファー・クロス <ニューヨーク シティ セレナーデ うたった人!> の新曲
が RADIO から ながれて おりますです。
この 人の 声って さいこうなんだ ♡ やさしくって 高くって
すきとおってて ・・・ 外国 ばんの オフコースって ところかなあ。
今 来日 してるんだ。 あーん コンサート 行きたかった よぉ。
ぐ・す・ん
いよいよ願書の提出日。心の準備が出来ていないと、不安をのぞかせる。
口癖の”ぐわんばるぞ”に加えて”むん”を前に付けることで、より気分を高める、和香子ちゃん。
永田先生の小言や嫌味とも受け取れる発言に聞く耳を持たなかった、彼。和香子ちゃんのように、先生の言葉には素直に従いたいと、反省の弁を前回の日記では述べていたが、峰尾は十分素直だよと、彼女は庇う。
>私 , ホラ、 卒業式 に 校長 先生 に かいてもらう 言葉 あるでしょ、 あれね、 ”征服 ” に したんだ。
卒業証書か、それに附属する用紙かもしれないが、校長先生が毛筆で言葉を書いてくれるらしい。それも生徒が希望する言葉を。和香子ゃんが自ら選んだのはなんと「征服」。
霧が立ち込めて森閑とした山の中。幼児用のガラガラだけが響く鄙びた宿の佇む山の中腹。湧き水と山菜と栗を食べ自然に育まれて成長をした素朴さを絵に描いたような少女が、未来に羽ばたくにあたり、「征服」という言葉を口にする。
>攻 げきして、 服従させること、 あるいは 困なんに 打ちかって 目的達成すること _ うっふふ ♡
中学三年生の和香子ちゃん、幼女の頃のあの天使の笑顔を振りまいていた時とは変わってしまい、人を押しのけてまでのし上がろうとする、好戦的な人格になってしまっていたのか。それとも、向上心があるというだけで、本来の「征服」とはまた違った意味合いで発言をしているのか。生まれたばかりの姿の写真から拝見させてもらっている僕としては、不安を抱かずにはいられない。この廃墟、そういった性格も影響してのことなのかと、邪推もしたくなってしまう。
>うーん たとえばって ..... いわれると 困っちゃうんだけどナ・・・
和香子ちゃんの漏らした”感情のうつり変わりがはげしい”発言を聞き、それどういうこと? 今は恋人としていてくれているけど、一週間後は一週間後の自分に聞いてみないとわからないってこと!? たのむよ、肝心なところは打ち消しておくれよ、と、前回の日記で不安そうに発言の真意をたずねた、彼。
>峰尾が そーぞー してた 答え は どうだったのかな?おしえてよ !
和香子ちゃんはあくまでも自分の揺るぎない信念の固さについての説明をする。無論、彼が聞きたかったのはそのことではなかった。彼女もそれとなく感づいてはいたが、あえてはぐらかし、逆にどういう答えだったら良かったのよ、と、彼に本音を喋らせようと仕掛ける。
>今 クリストファー・クロス <ニューヨーク シティ セレナーデ うたった人!> の新曲が RADIO から ながれて おりますです。
クリストファー・クロス、現在68歳。近影ではふくよかな、ただのおじさんになってしまっている。大ヒット曲のニューヨーク シティ セレナーデは、日本のオリコン洋楽シングルチャートでも、1981年12月7日付から6週連続の1位を獲得した。
・ちなみに RADIO 何を 聞いているかというと、 TBS の
松宮 かずひこ の DJ です。 <ルンルン ナイト だよーん>
あ ♡ 八 神 じゅん子 だ ! この人も わりあい すきだったんだけどな ー
水色 の 雨 とか ・・・ 。 4 まいぐらい もってる。 シングル だけどネ、
・でも 35人 いると すごい 心強いって 感じしない ?
願書 出しに ゆくのも ゾロゾロ と ♡
訓子 なんか 相原 でしょ、 一人 なんだってね . 今年。
相原 へ いくのが!
心 ぼそい だろーねえ . やっぱ ・・・。
・ねえ、 男の子 ってさ、 恋人と けっこん相手って 区別するの?
それとも 恋人 → けっこん ?
女の子 <全部が全部 そーいう人ってわけじゃないけど>は わりと 区別する子
が 多い みたいね。 どう?
・将来の ゆめ、 なんて 書いた?
やっぱり カメラマン ?
私は 前の とーり フリーライターなんて いーなぁ ♡
でも ぜったい 芸のう レポーター なんての なりたくないね、
人の ふれられたくない 秘みつを かぎまわって 何が おも
しろいんだろう 。
カメラマンにしても, ルポ<フリー>ライター に しても 人を 感動 させ
るような、 世界 に 通用 するような 仕事を したい。
ネ !? そう思わない ?
男にしろ 女にしろ Big に なる 野望 を もたなくっちゃ!
それでは . good buy
和香子ちゃんが聴いているラジオ、正確には「るんるんナイト ワオ!」といい、TBSラジオで1982年から1983年まで放送されていた夜の若者向けラジオ。出演メンバーをみると気持ち悪いぐらい欽ちゃんファミリーが勢揃い。
>でも 35人 いると すごい 心強いって 感じしない ?
二人が受験する高校は同じ中学から35人も受ける予定。鬱陶しいというより、心強いという見方を彼女はしていて、そう思うでしょと、彼に同意を求める。
>心 ぼそい だろーねえ . やっぱ ・・・。
訓子はひとりで相原受験。私達は二人一緒。私がいて頑張れるでしょうとさらに掘り下げ、彼から本音を聞き出したい、彼女。
>ねえ、 男の子 ってさ、 恋人と けっこん相手って 区別するの?
中学三年生の恋人同士。悩みを相談したり、将来を語り合ったりする、交換日記をする仲。彼女としては、志を同じくする深い仲間ぐらいでみていたが、峰尾はどうやら愛を激しく求めているようなところがある。独占欲があり、将来を考えているような。そこで、女子は結婚なんてまず考えないけど、あなたはどう思っているのよと、若干勘違いしている芳幸君に気づかせるための質問だったのかもしれない。
>将来の ゆめ、 なんて 書いた?やっぱり カメラマン ?
芳幸の夢、カメラマンだった。
>私は 前の とーり フリーライターなんて いーなぁ ♡
幼少の頃に、おもちゃといえど、自分の書いた文字が印刷され、家族や友達、大勢の人が彼女の書いた文章を目にした。様々な反応が帰ってきた。文字で自分の考えを世界に伝えることが出来たなら、どんなに素晴らしいことかしら。あの「キャンディ・キャンディのたのしい いんさつやさん」が影響を与えたとは、僕の考え過ぎだろうか。それは本人のみが知っていることだろう。
>でも ぜったい 芸のう レポーター なんての なりたくないね
芸能ジャーナリズムには否定的な和香子ちゃん。
>人の ふれられたくない 秘みつを かぎまわって 何が おもしろいんだろう 。
何かが僕に突き刺さったような気がした。でも僕の場合は、やむにやまれず眠っている声を汲み上げて、報われて欲しいとの一心からやっていること。違う、違うんだ、と、頭を振り払う、僕。
>カメラマンにしても, ルポ<フリー>ライター に しても 人を 感動 させるような、 世界 に 通用 するような 仕事を したい。
東京の西の外れの山中のお宿にこもっているような彼女ではなかった。世界に出てペンの力で人を感動させたいのだと、壮大な夢を語る、和香子ちゃん。征服という言葉も、これなら肯定的に捉えることが出来るだろう。
>男にしろ 女にしろ Big に なる 野望 を もたなくっちゃ!
私の移り気な性格におどおどしているような小さな男でいるな、野望を持って世界で勝負しろと、芳幸の背中を叩く、彼女であった。
峰尾君からの返信は、出だしから弱々しいものであった。二人が進もうとしている津高、ホンマおっかない、やさしい先輩いないかなぁ~ときた。この二人、精神的な支柱は完全に和香子ちゃんの方にあるといえるだろう。
驚いたことに、芳幸君の受験番号が、お父さんのある番号と全く同じだった。こんな偶然あるのかと、普通は興奮気味に語っても良さそうなものなのに、性格なのか、偶然かぁ~、と、聞いているこっちが肩透かし気味にさせられる。
校長先生に書いてもらう文字、彼は誰もが選びそうな、実に凡庸とした二文字にする。征服とまで書いた和香子ちゃんとは、気概も野心も低そうなのであった。
彼女からの、恋人を結婚相手と見るか、という問いに、彼なりの感性で素直に答えてくれる。和香子ちゃんのそれとは随分異なってはいるが、恥じらうこと無く堂々と自分の意見を主張する彼は、その時だけは逞しく見えたのである。
将来の夢や世に出てを語る彼だが、その答えは、和香子ちゃんの壮大なる力強い野望の前では、なんとも色褪せて頼りないものであった
つづく…
「リアリスト峰尾のしがない夢」廃墟、家族崩壊のお宿.16
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コメント
コメント一覧 (20)
これからも、寂しい場所で朽ちるのを待つだけの声を2019年にもそっと連れてきて欲しいなと思います。どうぞお体に気を付けて。また更新を楽しみにしてます。
カイラス
がしました
量と質に圧倒される素晴らしいブログですね。
廃墟探索、私は外観を眺める程度しか出来ませんが、潜入されている方の覚悟と体力づくりは生半可なものではないと改めて感じました。
この『峠のお宿』もごく最近解体されたそうで、このような記録は本当に貴重なものになりました。
カイラスさんの努力が実を結びましたね。これからも更新を楽しみにしています。
このお宿シリーズを拝読しましたが、次女の生活の痕跡が全く出てきませんね。
最初の方の家族写真によれば、お子様は3人だったはず。
ご主人は経営に関してもワンマン気味だったのかも知れませんね。
創造性にあふれ手先も器用な方のようでしたが、こうしたいと思ったら他は耳に入らず突き進んでしまうタイプだったのかも知れません。
家族経営では軌道修正も難しかったでしょう。第三者のビジネス・パートナーと組めばまた違った道が開けたかも知れません。
カイラス
がしました
実は、初めてカイラスさんのブログに辿り着いて読み始めたのは、和香子さんシリーズの方でした。キャンディキャンディ、私も懐かしいです。この玩具ではなかったんですが、違うおもちゃを持っていた記憶があります。大分幼少の頃で、朧気ではあるんですが……。
和香子さんは、明らかにキョーコさんより年は下なんですかね。私の中でも、キョーコさんと和香子さんは、真逆の世界観が読み取れます。和香子さん、中学生で彼がいるなんて、大分ませてるなぁ……と言うのが率直な感想です💦
私はキョーコさんより一回りは下なので、そんな私でも、やっぱり中学生でカップルと言ったら、学年で一組いたかな?ぐらいでしたから💦
和香子さんは御両親にも大切にされていた印象も大きいです。その後、元気にされてるといいんですけどね。
私は昭和57~58年頃に、夜逃げというより、親に朝起きたら置いてかれてた経験ならあります。そこからしばらく、姉と2人でそこで暮らしてました……
その後祖母の家に引き取られるのですが、一家で固まって夜逃げ出来たなら、まだいい……言い方おかしいかもですが、まだ幸せかな、と、思ってしまいます。一家離散ほど悲しい事はありません。自分語り失礼しました。すみません……
カイラス
がしました
彼女の日記もまた、受験期直前でチーサマがどうした、金山くんの顔がどうしたとバタバタするキョーコさんとはまた違った雰囲気ですよね。
もろもろの感想や分析はもう皆様がされていますから私から申し上げることは特にないのですが、和香子さんが日記のお相手の彼に結婚うんぬんと質問する場面。CHAGE and ASKAのまあまあマニアックな曲「Mr.Jの悲劇は岩より重い」の中にある「男は一時間後 女は一年後を考えてる」という歌詞はあながち間違っていないのかしらねと思いました。
実際、遠い遠い高校時代の記憶を引っ張ってきますと、将来は子どもが何人欲しくて、こういう旦那様と結婚したくて、何歳くらいまで働いて・・・みたいな会話は女の子の方がしていたかもしれませんね。
カイラス
がしました
「いんさつやさん」懐かしい!!小さい頃、友達の家に「はいからさんが通る」のいんさつやさんがあって遊んだのをよく覚えています。キャンディのが多分一番古くて、その後、スパンクやララベル等アニメになったキャラクターのいんさつやさんが次々登場してました。廃墟での写真で見ると、自分の思い出も重ねていろいろな思いがこみあげます。
カイラス
がしました
和歌子さんの 恋人→けっこん の質問が 初々しいような 甘酸っぱいような感じです(^^)
うーん...語彙力!
お宿では和歌子さんが遊んでいたであろう玩具がたくさん残されているようですね。妹さんもお下がりとして遊んでいたかもしれないですけど、妹さんの影はあまり感じることはできませんでした。
2代目女将の期待(お琴ひいたり)、絵心もあって漫画も描けるという多才な彼女は中3は絶頂期だったのでしょうか
この先の人生の期待と不安を抱えているであろう姿を想像しました。
カイラス
がしました
こちらも楽しみにしています。
廃墟好きではありますが、カイラス殿独自の分析が楽しくて楽して。
「ニヤけるイラストの横には」ツボにはまり思わずニヤけてしまいましたよ。
和香子ちゃんもキョーコさんも中学3年の頃は同じ様な事で悩んでいたのですね、年代すり合わせすると和香子ちゃん中学3年、自分高校2年、キョーコさん高校卒業して社会人1年だったのではないかと。
この頃の既にダメダメ人間への土台は完全に固められ、それ以降35年以上にわたるダメダメ生活を送るとは全く考えてもいなかった蘭丸。
男の子との交換日記でもあるからなのか「安心の和香子ちゃん」対して「ハラハラドキドキのキョーコさん」ですね、和香子ちゃんには何だかほっこりして羨ましささえ感じてしまいます。
校長先生に一筆頂けるのでしたら「空港阻止」とか「世界同時革命」等が良いなと思う蘭丸与利。
カイラス
がしました
人のふれられたくない秘密を…のくだり、読んでる私もドキッとしてしまいました(笑)
和歌子ちゃんとキョーコさんの日記をつい比べてしまうのですが、とても対照的ですね。
キョーコさんも交換日記をする相手がいたら和歌子ちゃんのように前向きに受験勉強できたのかなー
カイラス
がしました
冒頭のキャンディキャンディの印刷屋さん…
私が小学生のころ、クリスマスプレゼントで親からもらいました…泣きそうです…
なんてことはない構造で写っている本体は圧力ローラー、凹凸のついたプラスチック板
(キャンディキャンディのイラストが凸版になっている)ほかにカーボン紙、紙
それらを重ね、圧してプラ板のイラストを転写させるものでした
次の年は織り姫という手織りの編み機、あとはボードゲームもプレゼントしてくれたなぁ
ワカコさん、私とそんなに変わらない年のようですね
日記中にもクリストファークロスがどうとか書いてますね
もともとポチャ気味の優しそうな歌手でしたが、声がとてもきれいで
映画の主題曲にも使われたりしてました
気になってYouTubeで見たら、頭髪に著しい変化がお起きになられたようで
つくづく月日というのは残酷と感じました
おそらくワカコさんも結婚されていれば、この日記を書いてた頃と変わらないくらいの
お子様がいるのでは? 恋人と結婚相手との区別か…う~ん、深いw
カイラス
がしました