セキチュー決算 今期は大幅な減収減益予想、新コロナ影響織り込まず

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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 セキチューの2020年2月期の営業収益は301億円(前年同期比0.2%減)の減収となった。20年1月に、「ホームセンター岡本店」を閉店したことが影響した。売上総利益率は前年度から0.5ポイント悪化して27.7%となった。一方、業務改善と在庫削減などを進めた結果、不動産収入を含めた営業収益に対する販売管理比率が1.0ポイント改善して27.6%となり、営業利益は37.7%増の4億円と増益になった。

 21年2月期の予想は、営業収益287億円(6.6%減)、営業利益2億円(51.0%減)、経常利益2億円(48.6%減)、当期純利益1億円(37.7%減)と大幅な減収減益を見込んでいる。新コロナウイルスが与える業績への影響は織り込んでいないため、今後消費の冷え込みが出た場合は、さらに厳しい結果になることも予想される。

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