コーナン商事 2月期売上高2ケタ増も収益は微増

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
Pocket

コーナン
コーナン商事は営業収入を含めた営業収益は前年同期比で12.3%増の3746億円と2ケタの伸びとなった。

 コーナン商事の2020年2月期の連結決算によると、営業収入を含めた営業収益は前年同期比で12.3%増の3746億円と2ケタの伸びとなった。期中にホームセンターコーナン7店舗、コーナンプロ6店舗、KOHNAN VIETNAM4店舗を出店した他、子会社化した建デポの売上が第2四半期からの上積みされたことが増収につながった。既存店売上高も1.5%増だった。

 一方、営業利益は200億円(0.9%増)、経常利益は189億円(0.8%増)の微増に留まった。売上総利益率が36.75%と計画から0.8ポイント減少したことと、販売管理費が計画比1.32%増となり、売上総利益の伸び(0.67%)を上回ったことが影響した。

 21年2月期の業績見込みとしては、営業収益4034億円(7.7%増)、営業利益205億円(2.2%増)、経常利益192億円(1.5%増)、当期純利益120億円(1.4%増)と見込んだ。新型コロナウイルス感染症拡大の影響を想定せず、業績には織り込んでいない。

関連キーワードの記事を探す

© 2024 by Diamond Retail Media

興味のあるジャンルや業態を選択いただければ
DCSオンライントップページにおすすめの記事が表示されます。

ジャンル
業態