2019年11月10日
週刊種牡馬ニュース 11/4 - 11/10
JBCもあって盛沢山の一週間でしたが、今週は何といってもエリザベス女王杯のラッキーライラックの復活劇でしょう。能力はだれもが認める馬ながら今一つ突き抜けきれずにいましたが、名手スミヨンの好騎乗もあって久々のGI勝利を達成しました。陣営も今回の仕上げには自信があったようで、気難しさを抱えるほかのオルフェーヴル産駒の光明になればいいですね。また、今週は活躍馬の種牡馬入りの話題が相次ぎましたが、その中でも驚いたのはドバイワールドCを連覇したサンダースノーのダーレージャパン入りですね。欧州色の強い血統でドバイ勝ちとくれば一番金になるのは日本という損得勘定もあるとは思いますが、いったいどんな産駒を出すのか今から楽しみです。
【11/4(月)】
◎JBCクラシック(GI) (浦和 3歳上 D2000)
1. チュウワウィザード (牡4) by キングカメハメハ 2:06.1
2. オメガパフューム (牡4) by *スウェプトオーヴァーボード(USA) ハナ
3. センチュリオン (牡7) by キングカメハメハ 4
早め先頭に立った1番人気チュウワウィザードを2番人気オメガパフュームが捕えにかかる展開はクビの上げ下げでわずかにチュウワウィザードに軍配。帝王賞での雪辱を果たし、見事GI初勝利を飾った。キングカメハメハ産駒としては2016年の川崎記念(ホッコータルマエ)以来となるダートGIホースで、ここまでで複勝圏内を外していない安定感も魅力。ただ、種牡馬入りのためにはマイルGIの勲章もどこかでほしい。2番人気オメガパフュームはハナ差で昨年に続く2着。ただ左回りのレースではこれが初連対で、同馬も着実に力をつけている。
◎JBCスプリント(GI) (浦和 3歳上 D1400)
1. ブルドッグボス (牡7) by ダイワメジャー 1:24.9
2. *コパノキッキング(USA) (セ4) by Spring At Last (USA) クビ
3. トロヴァオ (牡6) by カネヒキリ 3
6番人気の元JRAオープン馬ブルドッグボスが早め先頭に立った*コパノキッキングを見事差し切り、交流GI初勝利をあげた。地方馬によるJBC勝利はスプリントのフジノウェーブ、レディスクラシックのララベルに続く3頭目。キタサンミカヅキと同じく地方に移籍してから成績を伸ばした馬で、これでわずかに種牡馬入りの目も出てきたか。藤田J鞍上で女性騎手初のGI勝利なるかで注目された*コパノキッキングは早めに逃げ馬を交わしたは良かったが、仕掛けが早く最後は失速し2着だった。芝路線からの転戦で注目された1番人気*ミスターメロディは6着に終わった。
◎JBCレディスクラシック(GI) (浦和 3歳上牝 D1400)
1. ヤマニンアンプリメ (牝5) by *シニスターミニスター(USA) 1:24.5
2. ゴールドクイーン (牝4) by *シニスターミニスター(USA) 2
3. ファッショニスタ (牝5) by *ストリートセンス(USA) 6
3番人気ヤマニンアンプリメが逃げ込みを図るゴールドクイーンを早めに捕えにかかると、最後は完全に突き抜けてGI初勝利をあげた。鞍上の武豊Jはこれがテン乗りだったが見事な騎乗で同レース初優勝を決め、これで交流GI完全勝利という大記録を達成した。2番人気ゴールドクイーンは勝ち馬さえ来なければ後続に6馬身差の逃げ切りというところだったが、さすがに相手が強かった。1番人気ファッショニスタは直線伸びず3着まで。なお4番人気モンペルデュはスタート直後に落馬、鞍上の戸崎Jは肘の開放骨折という重傷を負った。
【11/5(火)〜11/6(水)】
特になし。
【11/7(木)】
○道営記念(重賞) (門別 3歳上 D2000)
1. リンノレジェンド (牡3) by *トビーズコーナー(USA) 2:07.2
スーパーステション、リンゾウチャネルの2頭の名前がないのは寂しいが、道営三冠はいずれも惜敗だった3番人気リンノレジェンドが道営記念を勝利。黒潮盃、ダービーグランプリときて3連勝での戴冠となった。この勢いは本物で、来年はこれらとどんな戦いを繰り広げるか。今年度の道営競馬はこれで終了だが、19歳牝馬クラベストダンサーはついに今年度出走せず。競走馬登録は残されているが、あるいはもうすでに隠居状態なのかもしれない。
○ブロッサムC(重賞) (門別 2歳牝 D1700)
1. ネーロルチェンテ (牝2) by ベルシャザール 1:50.1
8番人気ネーロルチェンテが3馬身差で突き抜け、重賞初勝利をあげた。父ベルシャザールにとっては若駒賞のグランコージー、兵庫若駒賞のエキサイターに続く3頭目の重賞馬で、2世代目に入ってから重賞馬を量産している。1番人気に支持されたモリデンリバーは6着に終わった。
○ラブミーチャン記念(重賞) (笠松 2歳牝 D1600)
1. テーオーブルベリー (牝2) by *カジノドライヴ(USA) 1:42.2
単勝1倍台の圧倒的支持を受けたテーオーブルベリーが3馬身差で逃げ切り、重賞初勝利をあげた。同馬は門別所属馬で、デビュー戦のJRA認定戦を勝利しており、前走は園田プリンセスCで2着。さすがにここでは格が違った。2着には地元の2番人気ニュータウンガールが入った。
【11/8(金)】
○兵庫クイーンC(重賞) (園田 3歳上牝 D1700)
1. ヤマミダンス (牝5) by ハーツクライ 1:50.0
金沢所属の4番人気ヤマミダンスが3馬身差の圧勝で重賞8勝目をあげた。2歳時から4年連続で重賞勝ちを収めているが、母はニュージーランド産のマル外*キウィダンスで、同馬も2歳から4年連続で重賞9勝をあげている。1番人気に支持された地元のエイシンミノアカは4着に終わった。
【11/9(土)】
◎デイリー杯2歳S(GII) (京都 2歳 T1600)
1. レッドベルジュール (牡2) by ディープインパクト 1:34.5
2. ウイングレイテスト (牡2) by スクリーンヒーロー 1 1/2
3. ペールエール (牡2) by ダイワメジャー 3/4
3番人気レッドベルジュールが最内をついて豪快に差し切り、デビュー2連勝で重賞初勝利をあげた。6月の新馬戦で勝って以来4か月半ぶりの出走だったが、プラス28キロの馬体は成長のあかしで、今後が非常に楽しみな1頭となった。なお、意外にもデイリー杯2歳Sをディープインパクト産駒が制すのは今回が初となる。7番人気ウイングレイテストも勝ち馬と同じ位置からよく伸びてきたが、位置取りの差もあって2着だった。1番人気に支持された新潟2歳S2着馬ペールエールは直線向いて一旦は先頭に立ったが、最後は末脚に屈し3着に終わった。
◎武蔵野S(GIII) (東京 3歳上 D1600)
1. ワンダーリーデル (牡6) by *スタチューオブリバティ(USA) 1:34.6
2. タイムフライヤー (牡4) by ハーツクライ 1 1/4
3. ダノンフェイス (牡6) by キングカメハメハ 1/2
9番人気ワンダーリーデルが後方からの一気の追い込みを決め、重賞初勝利をあげた。*スタチューオブリバティ産駒としては2015年のカペラS(キクノストーム)以来4年ぶりとなるJRA重賞勝ちとなった。JBCで落馬負傷となった戸崎Jからの乗り替わりとなった横山典Jの騎乗も見事。同じく後方から追い込んできた8番人気タイムフライヤーが2着。今回がダート3戦目だが、母の半兄がタイムパラドックスという血統だけに、やはりダートは走る。オープン連勝中で圧倒的支持を受けた*エアアルマスは左回りの初ダートということもあったのか、全く伸びず11着に終わった。
◎京都ジャンプS(JGIII) (京都 3歳上 T3170)
1. ディライトフル (セ8) by フジキセキ 3:34.6
2. ルペールノエル (牡9) by アドマイヤムーン 5
3. トラキアンコード (セ7) by マンハッタンカフェ 2 1/2
単勝1.3倍の圧倒的支持を受けたディライトフルが先手を奪ってそのまま後続に5馬身の差をつけて逃げ切り、重賞初勝利をあげた。これで障害戦では5戦4勝。フジキセキ産駒としての連続年間重賞勝利は昨年18年連続で途絶えているが、ディライトフルが現役である限り来年も勝利して23年連続JRA勝利をあげるのは間違いなさそうだ。2着に5番人気の古豪ルペールノエル。ここまで障害で5年以上のキャリアがあるが、これまで重賞では2着3回が最高である。3着には3番人気のトラキアンコードが入った。
○2歳未勝利戦 (福島 2歳 D1700)
1. ラルゲッツァ (牝2) by グランデッツァ 1:48.6
1番人気ラルゲッツァが4馬身の差をつけて押し切り、グランデッツァ産駒としてJRA初勝利をあげた。グランデッツァはスプリングSなど芝重賞を3勝したが、やはりダート種牡馬として定評のあるアグネスタキオン産駒というだけあってダート替わりで圧勝となった。ただ受胎率が5割に満たないのが難点。
○C2戦 (盛岡 3歳上 D1200)
1. *ラコンコルド(USA) (牝3) by Liaison (USA) 1:14.6
2番人気*ラコンコルドが逃げ切り、Liaison 産駒として日本初勝利をあげた。Liaison は Indian Charlie 産駒で、米2歳GIキャッシュコールフューチュリティの勝ち馬。2014年から種牡馬入りしているが、これまで目立った馬は出せておらず、現在はオクラホマ州にて供用されている。
【11/10(日)】
◎エリザベス女王杯(GI) (京都 3歳上牝 T2200)
1. ラッキーライラック (牝4) by オルフェーヴル 2:14.1
2. クロコスミア (牝6) by ステイゴールド 1 1/4
3. ラヴズオンリーユー (牝3) by ディープインパクト クビ
2歳女王が奇跡の復活。チューリップ賞以来勝ち星から遠ざかっていたラッキーライラックが逃げ込みを図るクロコスミアときっちりと捕え、1年半ぶりの勝利を手にした。オルフェーヴル産駒が重賞勝利から敗戦を挟んで再び重賞を勝つのは今回が初めてで、ほかにも能力がありながらくすぶっている同産駒の調整のヒントになるだろう。大逃げを打った7番人気クロコスミアが粘り込んで2着。これでエリザベス女王杯は3年連続で2着となった。1番人気に支持された無敗のオークス馬ラヴズオンリーユーは3着。ただ調整過程で一頓挫あったことを考えればまずまずで、次走はジャパンCで雪辱のプランも。
◎福島記念(GIII) (福島 3歳上 T2000)
1. クレッシェンドラヴ (牡5) by ステイゴールド 1:59.5
2. ステイフーリッシュ (牡4) by ステイゴールド 1 1/4
3. ミッキースワロー (牡5) by トーセンホマレボシ クビ
1番人気クレッシェンドラヴが差し切って重賞初勝利。ここまで七夕賞2着など福島では3戦して連対率100%だったが、いずれも2着で勝ち星をあげるのは今回が初めてとなる。ステイゴールド産駒は一昨年のウインブライト、昨年のスティッフェリオに続く福島記念3連覇で、両馬ともその後重賞2勝以上をあげており、同馬も今後の期待が膨らむ。2着は6番人気ステイフーリッシュで、3着には七夕賞勝ちなどこちらも福島巧者である2番人気ミッキースワローが入っている。
○オーロC(L) (東京 3歳上 T1400)
1. テトラドラクマ (牝4) by ルーラーシップ 1:20.1
8番人気テトラドラクマが後方一気の追い込みを決め、昨年のクイーンC以来となる勝ち星をあげた。先行タイプからうまく差しに脚質転換したのが功を奏した。2着に3番人気プールヴィル。これで1400m戦では6戦3勝2着2回となった。1番人気に支持されたトゥザクラウンは先手を奪うも失速、シンガリ負けを喫した。
○福島2歳S(OP) (福島 2歳 T1200)
1. テーオーマルクス (牡2) by ロードカナロア 1:10.3
4番人気テーオーマルクスが早め先頭から押し切ってオープン特別初勝利をあげた。なお、ロードカナロア産駒の2歳世代ではようやくこれがオープン以上の初勝利となる。1番人気に支持された小倉2歳S5着馬カイルアコナは1馬身1/4差の2着だった。
○南部駒賞(重賞) (盛岡 2歳 D1600)
1. モリノブレイク (牡2) by *ベーカバド(FR) 1:38.4
道営所属の2番人気モリノブレイクが早め先頭から押し切り、重賞初勝利をあげた。540キロもの雄大な馬体を誇る馬で、前走の平和賞は1番人気ながら5着に敗れていた。1番人気に支持された地元の無敗馬グランコージーは逃げるも勝ち馬に早めに寄られ、8着に終わっている。
○北國王冠(重賞) (金沢 3歳上 D2600)
1. タガノゴールド (牡8) by ゴールドアリュール 2:54.5
1番人気に支持された兵庫のタガノゴールドが4馬身差の圧勝で重賞5勝目をあげた。2400mの六甲盃を連覇し、金沢もイヌワシ賞で経験済みの同馬にとってここは死角がなかった。2100mを超えるレースではこれで3戦無敗。2着には5番人気の紅一点アッキーが入った。
○黒潮マイルチャンピオンシップ(重賞) (高知 3歳上 D1600)
1. ウォーターマーズ (セ5) by *シンボリクリスエス(USA) 1:47.0
単勝1倍台の圧倒的支持を受けたウォーターマーズが差し切って重賞初勝利。同馬は元JRA所属馬で、高知の重賞では珊瑚冠賞2着が最高だったが、ほかに重賞ウイナーがイッツガナハプンとキクノグラードの10歳馬2頭というメンツではさすがに力が違った。
その他の種牡馬ニュース
●ターフクラシックS、ウッドワードSと米GIを2勝した日本産馬 Yoshida (牡5)がBCクラシック8着を最後に引退し、Speightstown や More Than Ready などを繋養する名門ウィンスターファームにて種牡馬入りすることが発表された。ハーツクライ産駒として米国で種牡馬入りするのは同馬が初めてで、*サンデーサイレンス直系孫としてもディープインパクト産駒 Dowsing 以来2頭目か。種付料は2万ドルとのこと。
●元JRAオープン馬で、7歳時より南関東に移籍し、東京盃連覇、東京スプリントの交流重賞3勝を含む重賞7勝をあげたキタサンミカヅキ(牡9)が現役を引退、カタオカステーブルにて種牡馬入りすることが発表された。カタオカステーブルといえばキタサンチャンネルやキタサンヒボタンを出した北島氏御用達の牧場で、キタサン牝馬も多数繋養されており、おそらくそれらと交配されることになるのだろう。
●2016年のフェブラリーS勝ち馬で、その後もコリアスプリントを制すなどダート短距離路線で活躍した*モーニン(牡7)が競走馬を引退し、優駿スタリオンステーションにて種牡馬入りすることが発表された。父*ヘニーヒューズは年間200頭近い牝馬を集める人気種牡馬となっているほか、息子*アジアエクスプレスも年間200頭を超える種付けを行っているので、種付料次第では*モーニンもそれらに匹敵するほどの牝馬を集めることが期待される。
●2018年・2019年のドバイワールドCを連覇したほか、ジャンプラ賞などGI4勝をあげた Thunder Snow (IRE) (牡5) が現役を引退し、ダーレージャパンにて種牡馬入りすることが発表された。父は Exceed and Excel 産駒の豪GI3勝馬 Helmet 。23頭いるドバイワールドC勝ち馬のうち、日本で種牡馬入りしたのはヴィクトワールピサや*アニマルキングダムも含め8頭目となるが、メイダンでのダートで行われたレースでの勝ち馬は同馬が初めて。芝ダート両方いけそうな大物だけに期待が高まる。
この記事へのコメント
1. Posted by 倫敦納豆 2019年11月11日 00:57
ブルドッグボスはキタサンミカヅキの元ライバルで、2歳年下であるにもかかわらず少しづつ差を付けられていた、という認識でした。キタサンミカヅキが取れなかったJBCスプリントを取ってしまうとは、驚きであるとともに感慨もありました。
2. Posted by vx 2019年11月11日 03:06
キタサンミカヅキ、下手するとダンシングブレーヴの最後の直系になりそうですね。血を繋げるかはともかくとして、元気に活躍馬を送り込んで欲しいです。
3. Posted by ウィザード・T 2019年11月11日 06:42
ジャパンカップ外国馬ゼロと言うニュースを聞きました。
日本の馬場が本当にスピードよりになってしまったと言う事で、凱旋門賞の日本馬三頭がひどい結果になったのと合わせて時代が変わってしまったと言う事なんでしょうかね……
日本の馬場が本当にスピードよりになってしまったと言う事で、凱旋門賞の日本馬三頭がひどい結果になったのと合わせて時代が変わってしまったと言う事なんでしょうかね……
4. Posted by mケー 2019年11月11日 06:57
ちなみに、阪神JFの勝ち馬が古馬G1を勝つのは、阪神3歳牝馬S時代も含めると28年で、6頭目。
更にクラシック未勝利馬がG1を勝つのは史上初のこと。
更にクラシック未勝利馬がG1を勝つのは史上初のこと。
5. Posted by トゥール 2019年11月11日 11:43
ドバイワールドカップ優勝馬での中で、日本で種牡馬として導入された馬はサンダースノーで8頭目なのかなと思います。
内訳はシルバーチャーム、キャプテンスティーヴ、ムーンバラッド、ロージズインメイ、ヴィクトワールピサ、モンテロッソ、アニマルキングダム、サンダースノーです。
内訳はシルバーチャーム、キャプテンスティーヴ、ムーンバラッド、ロージズインメイ、ヴィクトワールピサ、モンテロッソ、アニマルキングダム、サンダースノーです。
6. Posted by モフィーダ 2019年11月11日 20:22
高速馬場が槍玉に挙げられがちですが、欧州でもシャンティイなどは相当速い馬場ですし、香港も時計の計測法が違うだけでタイムとしては相当速いものが出る馬場なはずですが、それでも普通に欧州馬走ってますよね。
今回一度は出走表明しながら取りやめたプリンスオブアラン陣営は、その理由を「特殊馬具の使用が禁止されているため」と語っていたはずです。ルールに厳格であることを一概に批判する訳ではないですし、それだけが原因という訳でもないでしょうが、融通の利かない競馬会にも問題の一員はありそうです。検疫や時期等々、いくつもの理由が複合しているからこその問題であって、馬場を殊更に強調するのはどうかなと。
しかしラッキーライラック、石橋騎手もそれほど悪い騎乗はしていなかったように思いますが、やはりこう鮮やかに一発回答されてしまうと心象としてはやはり苦しいですね…。
今回一度は出走表明しながら取りやめたプリンスオブアラン陣営は、その理由を「特殊馬具の使用が禁止されているため」と語っていたはずです。ルールに厳格であることを一概に批判する訳ではないですし、それだけが原因という訳でもないでしょうが、融通の利かない競馬会にも問題の一員はありそうです。検疫や時期等々、いくつもの理由が複合しているからこその問題であって、馬場を殊更に強調するのはどうかなと。
しかしラッキーライラック、石橋騎手もそれほど悪い騎乗はしていなかったように思いますが、やはりこう鮮やかに一発回答されてしまうと心象としてはやはり苦しいですね…。
7. Posted by 狂犬芭蕉 2019年11月11日 23:26
>>5
ラインナップを見るにつけ帯に短し襷に長し感を感じてしまいます。
アニマルキングダムもアメリカでの成績が今一つなだけに日本での変わり身はあるのでしょうか。
ラインナップを見るにつけ帯に短し襷に長し感を感じてしまいます。
アニマルキングダムもアメリカでの成績が今一つなだけに日本での変わり身はあるのでしょうか。
8. Posted by AR 2019年11月12日 13:04
いてもいなくても変わらないような海外馬を無理に呼ぶ必要もないとは思いますけどね
賞金面での優位性が無くなったり、検疫の問題などもあるようですが、結局のところ日本馬を倒したい、と世界各国のホースマンに思わせることが1番重要なのではないかと思います
賞金面での優位性が無くなったり、検疫の問題などもあるようですが、結局のところ日本馬を倒したい、と世界各国のホースマンに思わせることが1番重要なのではないかと思います
9. Posted by Organa 2019年11月12日 23:01
記事を訂正しました。ご指摘ありがとうございます。
ジャパンCに関しては、外国馬が来なくなった今ではなく、一流馬が全く参戦しなくなったころに憂慮すべきことだったと思います。この十年ではデインドリームくらいですが、あれは吉田氏の半持ちなので、実際には最後の一流馬はコンデュイットやウィジャボードくらいまで遡るでしょうか。
ジャパンCに関しては、外国馬が来なくなった今ではなく、一流馬が全く参戦しなくなったころに憂慮すべきことだったと思います。この十年ではデインドリームくらいですが、あれは吉田氏の半持ちなので、実際には最後の一流馬はコンデュイットやウィジャボードくらいまで遡るでしょうか。
10. Posted by ジョージ 2019年11月13日 11:04
ラッキーライラックが勝ったので、オルフェーブルの種付けが52頭から少しでも増えてほしいですね。しかし、社台が外人騎手ばかり乗せてるなと批判的でしたが、石橋なら勝てなかったでしょうから、日本人若手騎手はもうダメでしょうね。地方、中央の垣根を取り払い、一括で騎手を養成し、中央でろくに騎乗できない騎手は地方で騎乗で数乗せて、鍛えるようなシステムはとれないのでしょうか?中央のろくにチャンスもない若手騎手をみていると、プロ野球のあの球団に飼い殺しにされている選手と似ているなと思ってしまいます。
11. Posted by ウォーレン 2019年11月13日 12:24
なんで敢えてわざわざプロ野球の球団を引き合いに出す必要があるんですかね。
気分を損ねる人がいることも考えてほしいです。
気分を損ねる人がいることも考えてほしいです。
12. Posted by ろとまか 2019年11月14日 08:31
日本人若手騎手の騎乗技術が向上しないのも、我慢して騎乗させるタニマチ的な馬主がいなくなったことも一因ではないでしょうか。
新人騎手がいきなりベテラン騎手と対等に渡り合えることなど、殆どないでしょうから、馬主の協力がないと騎乗機会も増えないですね。
今は外国人騎手もいるので、昔より条件が厳しくなっていると思います。
そして、利益を求めざるを得ない競馬クラブの増加も若手騎手の騎乗機会が減っていることの一因ではないでしょうか。
一時、騎乗回数が減った武騎手も個人馬主のサポートがあって、今につながっているといってもいいと思いますね。
新人騎手がいきなりベテラン騎手と対等に渡り合えることなど、殆どないでしょうから、馬主の協力がないと騎乗機会も増えないですね。
今は外国人騎手もいるので、昔より条件が厳しくなっていると思います。
そして、利益を求めざるを得ない競馬クラブの増加も若手騎手の騎乗機会が減っていることの一因ではないでしょうか。
一時、騎乗回数が減った武騎手も個人馬主のサポートがあって、今につながっているといってもいいと思いますね。