前橋G1 寛仁親王牌・世界選手権記念(最終日)
第12R(S級決勝)
初手⇐S③⑥4・①・②・⑨8・⑤⑦
王道
超細切れのファイナルは強烈機動型が勢揃い。
だが、ひとつ言えることは③渡辺 一成を始め、①浅井 康太、②平原 康多、そして自在性兼備⑨清水 裕友など相手を見ながらのカウンタータイプである。
彼らの反撃は撃たれてからの反攻。逆襲。襲われてからの攻撃。つまり、まずは相手ありき、相手の攻撃ありきで、仕掛ける側は劣勢か、力の劣る場合が多い。どこか守備的で、アウトサイダー的なスタイルだ。真の王道(誰もが認める本格先行型)にたどり着けない者が、やむをえず選択する戦術。