ダイドードリンコは7月6日、NECの顔認証技術を活用した「顔認証決済自販機」の実証実験を同月3日から開始したと発表した。
顔認証決済自販機を利用するためには、スマートフォンなどの端末を用いて、事前に顔画像、クレジットカード情報、パスコードを登録する必要がある。自販機で購入する際には、顔とパスコードの2要素認証により、簡便さとセキュリティ対策を図る。
ダイドードリンコの国内飲料事業においては、売り上げの8割以上を自販機チャネルが占めているという。今回、決済の際にスマホや財布を使わず、“手ぶら”で購入できる仕組みを実現することで、消費者の利便性向上を狙う。主な利用シーンはオフィスや工場などを想定している。
実験場所は、ダイドードリンコ本社(大阪市)、大同薬品工業関東工場(群馬県館林市)、NEC本社(東京都港区)など。
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