レクサスESが一部改良 話題のデジタルアウターミラーの設定グレードを拡大

ミラーからの映像は距離感がわかるよう目安の表示が可能に

 レクサスのラグジュアリーセダン「ES」が一部改良され、8月6日に発売した。メーカー希望小売価格(税込み)は、599万円(ES300h)〜713万円(ES300h Version L)。

 現行モデルとなるESが日本市場に導入されたのは2018年。量産モデルとして、カメラの映像をサイドミラーの代わりに車内へ映し出すデジタルアウターミラーを世界で初めて採用したとして注目を集めた。

 今回の一部改良は、デジタルアウターミラーをF SPORTにも追加設定。また、走行時にモニターへ映し出される映像のほかの車種や壁・障害物といったものとの距離感がわかりやすくなるよう、距離目安の表示機能を追加した。車速に応じて車両後端より最小5m〜最大30mまでの距離を示す線を表示する。

 同時にパーキングサポートブレーキ(静止物+後方接近車両)やブラインドスポットモニターを全車に標準装備。予防安全装備も充実させている点は見逃せない。

 また、ハイブリッドシステムに採用しているバッテリーをニッケル水素電池からリチウムイオン電池に変更したことで、燃費性能を向上させた。さらに、マルチメディアシステムはスマートデバイスリンク、AppleCarPlay、Android Autoにも対応。スマートフォンと連携することで、リモート操作によって画面操作や音声操作が可能となった。

 そのほか、置くだけでスマートフォンの充電が可能なトレイや、センターコンソールのスマートフォン収納スペース拡大。各社人気となっている大型スマートフォンにも対応している。

メーカー希望小売価格(税込み)は、下記の通り。
ES300h 599万円
ES300h F SPORT 648万9000円
ES300h Version L 713万円


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