- 歴代2位の出品台数集め高成約率で周年記念を飾る 19時00分 [ アライオークション総合機械小山会場 ]
- 居心地の良い会場づくりに取り組み、より利用される会場に 18時00分 [ CAA東北 ]
- 「スプリングフェスタ パート2」は出品9770台、成約率63.2… 09時48分 [ USS名古屋 ]
- 株式化19周年は新規出品車比率が9割 2024年04月22日 [ ベイオーク ]
- 今年度初の「ヴィンテージカーコーナー」特設 2024年04月20日 [ ZIP東京 ]
USS九州(佐賀県鳥栖市、瀬田大社長)は11月21日、「誕生26周年記念オートオークション(AA)」を開催した。出品台数は史上5番目の6224台に上り、このうち3774台を成約、60.6%の高成約率だった。新規出品者が5300台規模に上るなど、2015年3月末以来の出品台数6000台超を記録する活況だった。
セリ開始前のセレモニーでは新美幸夫会場長が挨拶に立ち「昨年の5842台を大きく上回る6224台のご出品をいただきました。周年記念AAに相応しい出品規模を確保できたことは会員の皆様のご協力のおかげです。今年は国内新車販売台数が500万台を割り込むような見通しですが、直近の10月は前年同月比プラスに転じました。USS九州会場の年間出品台数は19万台規模になる見通しですが、これからも社員一同、明るく元気な対応を心がけ、これまで培った歴史を大事にしながら、会員の皆様のご商売に役立つ会場を目指して精進してまいります」と感謝の言葉を述べた。
今回の周年記念AAに際しては、昨今のタマ不足の情勢などを考慮して目標出品台数5200台を設定したものの、想定以上の集荷で盛り上がった。その原動力となったのは、新記録を更新した出品店件数で、出品台数は過去5番目の高水準だった。新たな取り組みとして、会場スタッフのアイデアで生まれた「九州クラシック&スーパーカーコーナー」の特設だ。当初は50台程度の出品台数を見込んでの特設だったが、105台もの出品車を集める盛況だった。当日は会場正面玄関前広場に同特設コーナーの出品車をディスプレイし、記念AAをより華やかな印象とした。
コーナー別で見ても、「プライムタイム&ディーラー」の各コーナーに1255台、「プレミアム売切り」に640台、「輸入車」に259台など、同会場の特徴である高年式高額車を中心とする良質小売りダマが数多く集まった。
昨年10月の着任から1年超が経過した新美会場超は「年間実績はコロナ禍で昨年を下回る見通し。とりわけ4〜6月の落ち込みが大きかった。年間出品台数は19万台弱となる見通しだが、減少幅は全国的には小さい方だった。今年初めに実施したコーナーの改編なども順調に推移しており、今後はさらに注目を集められるような新コーナーにも着目し良質車集荷に努めたい」と意気込む。
一方で「九州、福岡両会場と鹿児島サイトという『オール九州』で一丸となって連携し合いながら、互いにWin-WinとなれるようなAA運営を目指したい」とする。
今回の記念AA開催では、早期搬入を実施したが「1ヵ月前からの早期搬入として10月の記念開催開けから実施したことで、大きな成果を上げることができた。特設した『九州クラシック&スーパーカーコーナー』も車両課若手スタッフの意見で生まれた。会場前での並べ方など、細部までのブランディングを実施、お客様の興味を引くコーナーにできた」(営業課の古賀勝課長代理)と、会場スタッフが一体となった記念開催に手応えは大きい。
翌週28日にも「26周年ありがとうAA」を開催し、6000台超えを記録したメインイベントからのコンスタントな集荷につなげる。
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