飛行機雲、大胆な戦法…競走馬の独特な名前、由来は?

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贄川俊 軽部理人
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 競馬のGⅠレース第40回ジャパンカップで優勝し、有終の美を飾った「アーモンドアイ」。29日にあったレースでは同じ3冠馬として臨んだ「コントレイル」「デアリングタクト」との激闘で競馬ファンを熱狂させた。そんな独特な名前を持つ競走馬だが、果たしてどのような意味が込められているのだろうか。

 馬名を審査、管理する公益財団法人ジャパン・スタッドブック・インターナショナル(JAIRS)によると、競走馬は馬の所有者が命名。2~9文字のカタカナが条件で、意味が通じない造語や侮辱的な言葉などは使うことができないという。

 馬名のつけ方で多いのは、馬主や牧場、親の名前の一部を馬名の最初(冠名)や最後に入れるものだ。

 よく知られるのは、歌手で馬主の北島三郎さんが、自身の名前にちなんでつけた「キタサン」。「キタサン」の名で日本中央競馬会(JRA)に登録されていた馬は100頭以上にのぼり、GⅠで7勝した「キタサンブラック」は、「キタサン」と父親の「ブラックタイド」の一部から取られている。

 世相を表したり、競馬界の動きにちなんだりした名前もある。

 2000~01年に活躍した…

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