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IMA九州(福岡県古賀市、小美濃洋社長)は1月14日、「新春初荷・神戸会場4周年記念モーターオークション(MA)」を開催した。出品台数528台と成約台数378台はともに今年度最多台数という活況で、成約率も71.6%の高率だった。
セリ開始前のセレモニーでは、例年新春初荷MAで行っていた優良会員表彰式や乾杯は新型コロナウイルス感染拡大防止のために自粛した。
小美濃社長が挨拶に立ち「夜明け前が一番暗いと言われるが、年明けから明るい話題も上がってきている。ワクチン接種のスタートや政府による経済対策など、今年の春先以降は市場が好転する要素も増えてくる。景気回復の『波』に乗れるよう、今から準備を進めるとともに、会員の皆様の声に応えていきたい」と力を込めた。
当日からは「車台番号不鮮明コーナー」(月2回特設)がスタートした。同会場では16台が出品されたが「会員の皆様の販売チャンス拡大のため、まずはやってみると、踏み出した。1つひとつ会員の皆様の声を聞きながら、ご商売に役立つオークションを展開していきたい」(渡彰弘会場長)とする。トラックの場合、フレームに車台番号が刻印されていることから、腐食などにより、車台番号が読み取れないなどのケースが多く見られた。出品店がオークション会場に持ち込んで初めて判明するケースも多く、こうした場合は出品受付不可というのが、これまでの業界スタンダードだった。同社では、いすゞのグループ会社という製造側のスタンスで、トラックの二次流通の受け皿を拡大するため、こうした特設コーナーを新設した。
一方で、新型コロナウイルス感染拡大の第3波と言われる中で、同会場では昨年末、ポス席の間仕切り(パーテーション)を設置した。「会員の健康と安全のため、できる限りの対策を講じていきたい。また、社員を守ることも会社の責任」と、緊急事態宣言発令を受け、これまで以上のコロナ対策を徹底しながら、トラックの中古車流通の場を守っていく考えだ。
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