MOTULの四輪専用エンジンオイル「J-01シリーズ」の最新モデルが上陸

2021.05.17 自動車ニュース webCG 編集部
新しい「MOTUL J-01シリーズ」。
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フランス・MOTUL(モチュール)製モーターオイルの日本総輸入販売元であるモチュールジャパンは、独自のベースオイル技術を採用した100%化学合成ベースの四輪専用エンジンオイル「J-01シリーズ」をアップグレードし、2021年4月より順次発売している。

 
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2020年5月にエンジンオイルの性能や品質を示す規格が10年ぶりに改訂。新規格となる「API SP」および「ILSAC GF-6」が施行され、エンジンオイルにも省燃費性や異常燃焼の防止性、摩耗防止性への寄与が求められるようになっている。

新しいJ-01シリーズは、これまでの“あらゆる車種や乗り方に合わせたエンジンオイルとして設計”というポイントを維持しつつ、新たに“キープクリーン”をコンセプトに追加。環境の変化に対応した最新規格に適合するエンジンオイルとしてラインナップする。

既存のJ-01シリーズが強みとしていたポイントをさらに磨き上げ、清浄性が34%、酸化安定性が40%、省燃費性が110%、エンジン保護性が50%改善。その一方で、最新規格への対応によってLSPI(直噴ターボエンジンで発生しやすい低回転域での異常燃焼状態)防止性とタイミングチェーン摩耗防止性といった新たな性能も付与されている。

省燃費ガソリン車やハイブリッド車向けには、API SP/ILSAC GF-6Bを取得し、優れた低摩耗特性によってエンジン特性を高めて高い省燃費性能を発揮するという「J-01 Hybrid(ハイブリッド)0W-16」と、API SP/ILSAC GF-6Aを取得し、LSPI防止性とタイミングチェーンの摩耗防止性を発揮する「J-01 Eco(エコ)0W-20」をラインナップ。省燃費ガソリン車向けとしては、API SP/ILSAC GF-6Aを取得し、優れた油膜保持能力とフリクションロス低減によってエンジン内部の保護と省燃費性を両立した「J-01 Lite(ライト)5W-30」と、API SPを取得し、優れた低温時の始動性と強力なエンジン保護性能によってさまざまな状況での快適なドライブを実現するという「J-01 Street(ストリート)5W-40」を設定している。

新しいJ-01シリーズの価格は以下の通り。

  • ハイブリッド 0W-16:6906円(4リッター)
  • エコ 0W-20:1712円(1リッター)/5887円(4リッター)
  • ライト 5W-30:1609円(1リッター)/5378円(4リッター)
  • ストリート 5W-40:1865円(1リッター)/6808円(4リッター)

(webCG)

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