F.C.C. TSR Honda Franceがエストリル12時間レースで、優勝を目指す
FIM 世界耐久選手権(EWC)2021年シーズンの第2戦は、今週末の7月17日(土)にエストリルで開催されるエストリル12時間レースです。#5 F.C.C. TSR Honda Franceを始めとしたHonda勢は、ポルトガルの4.182kmのコースで行われるレースに向け、準備を整えています。
#5 F.C.C. TSR Honda Franceは、 昨年のレースでトップと24.5秒の差での2位。CBR1000RR-R FIREBLADE SPの性能を最大限に引き出すためセットアップを進め、今年のエストリル12時間レースでの勝利を目指します。
今年の開幕戦のル・マン24時間レースでは9位に終わった#5 F.C.C. TSR Honda Franceですが、レース中は堅実で安定したパフォーマンスを発揮し、高い耐久性と最後まで戦い抜く力を見せていました。
耐久レースのスペシャリストとして参戦するジョシュ・フック、マイク・ディ・メリオ、高橋裕紀の3名のライダーは、昨年マイク・ディ・メリオがファステストラップ(1'39.270)を記録したテクニカルなエストリル・サーキットで勝利を目指します。
#55 National Motosは、ル・マン24時間レースでCBR1000RR-R FIREBLADE SPを駆り、安定したレース展開でスーパーストッククラスで優勝を果たしました。スーパーストッククラスでは、激しいバトルが予想されますが、グイラーム・アンティガ、ステファン・エゲア、ケビン・トゥルーブの3選手は、ポルトガルのサーキットでも勝利を目指します。
プライベートチームのRAC 41 Chromeburnerは、ル・マンでは序盤のクラッシュでリタイアしていて、リベンジを誓う今戦で好成績を狙います。
エストリル12時間レースは、7月15日(木)に幕開けし、フリー走行、予選、夜間走行が行われます。スターティンググリッドの最終順位は、7月16日(金)に行われる最終予選で決定されます。決勝レースは、現地時間の7月17日(土)午前10時[日本時間:17日(土)午後5時]にスタートが切られます。