スバル、新型BRZを発表 2.4L水平対向エンジン搭載で動力性能を強化

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SUBARUは「BRZ」をフルモデルチェンジし、7月29日に正式発表した。価格は308万円~343.2万円で、初年度の月間販売計画台数は500台。9年ぶりの一新となる。

新型SUBARU BRZ

2代目となる新型BRZも、初代モデルと同様にトヨタとの共同開発で、今秋発売予定のトヨタ「GR86」と基本コンポーネントを共用する兄弟車となるが、差異の少なかった初代と異なり、2代目ではそれぞれの個性を際立たせる走りの味を持たせることに注力したのが大きな特徴。2代目BRZでは「誰もが愉しめる究極のFRピュアスポーツカー」を実現している。

ボディサイズは全長4265×全幅1775×全高1310mmで、全長は先代より25mmとわずかに拡大されたが全幅は変わらず、ほぼ同等のサイズとなっている。搭載エンジンは先代の2Lから排気量を拡大し、新型2.4Lの水平対向4気筒エンジンを搭載。最高出力を先代の207psから235psに、最大トルクは212Nmから250Nmへと大幅に引き上げている。これによりレスポンスも早く、滑らかに高回転まで吹け上がるスポーツカーらしいフィーリングと力強い加速を実現している。

また車体は、スバルグローバルプラットフォームの開発から得られたノウハウを導入するとともに、インナーフレーム構造や構造用接着剤などの採用で、フロント横曲げ剛性を約60%、ねじり剛性を約50%向上。これによりステアリング操作への応答性を高めて、より軽快な動きを実現するとともに、旋回時のトラクション性能を向上させている。

新型BRZのインテリア

トランスミッションは6MTと6ATを設定。AT車には運転支援システム「アイサイト」が標準装備される。

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