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ポルシェ、新型BEV「タイカン スポーツツーリスモ」 使い勝手とオンロードダイナミクスを融合

2022年1月19日(現地時間) 発表

タイカン スポーツツーリスモ

最大航続距離498km(WLTP)を達成

 ポルシェAGは1月19日(現地時間)、BEV(バッテリ式電気自動車)の新型「タイカン スポーツツーリスモ」を発表した。

 タイカン スポーツツーリスモは、「クロスツーリスモ」の日常的な使い勝手と、スポーツサルーンのオンロードダイナミクスを融合させた、タイカンの第3のボディバリエーション。

 2月末にGTSモデルを、3月中旬にはさらに新たなモデルをそれぞれ発売する予定。ラインアップは240kW(326PS)で後輪駆動のタイカン スポーツツーリスモ(オプションで280kW[380PS]のパフォーマンス・バッテリ・プラスを選択可能)、320kW(435PS)で全輪駆動のタイカン 4S スポーツツーリスモ(オプションで360kW[490PS]のパフォーマンス・バッテリ・プラスを選択可能)、380kW(517PS)で全輪駆動のタイカン GTS スポーツツーリスモ、460kW(625PS)で全輪駆動のタイカン ターボ スポーツツーリスモ、460kW(625PS)で全輪駆動のタイカン ターボ S ツーリスモの全5モデルとなる。

 タイカン ターボ S スポーツツーリスモは、0-100km/h加速2.8秒、最高速260km/hを誇り、最も航続距離が長いモデルとなるタイカン 4S スポーツツーリスモでは、WLTPで498kmを達成している。

 全輪駆動のスポーツツーリスモモデルは最新のタイカン世代に属し、効率的なドライブストラテジーを備え、熱管理および充電機能を改善。バッテリは5%から80%まで22分30秒で充電可能となり、わずか5分の充電で100kmの航続距離を確保できるとした。