【バンコク=藤原稔里】3月27日、タイで「バンコク国際モーターショー2024」がインパクト・ムアントンターニー(ノンタブリー県)で開幕した。日本や中国、欧州など30以上のブランドが出展する。日本メーカーはタイでトップシェアのトヨタ自動車のほか、いすゞ自動車、ホンダ、三菱自動車などが出展。売れ筋のピックアップトラックやSUVを中心に、需要が拡大しているハイブリッド車(HV)、今後タイで展開する予定の電気自動車(EV)などを展示した。

中国メーカーからは比亜迪(BYD)や合衆汽車(NETA)、長城汽車(GWM)といったタイでEVシェアの高いメーカーなどが出展。ブースにはEVやHV、プラグインハイブリッド車(PHV)などの電動車がずらりと並び、東南アジアでも電動車のニーズが高まっている様子が伺えた。