原稿書きの合間にブログ更新です。
稼働とライター業以外の時間をほぼ取れないほど忙しい日が続き、告知以外の更新も久しくできていませんでしたので。
私の漫画で冒頭に必ず入れている決まり文句があります。
読んで頂いた事のある方ならば、「皆様、元気にパチスロ打っていますか? 毎度のガリです。」の一文を覚えているかもしれません。
先ほどコラム書きの傍ら古い資料を漁っていると、その一文の起源が出てきました。
2001年の頭に「BET ON」というタイトルで畠山さんに描いて頂き、その二年後から「プロスロ」とタイトルを変えスタートした私の漫画一発目のコラムに決まり文句の発端がありました。
私自身も忘れていましたが、最初は少し言葉が違ったようです。
「皆様、楽しくパチスロ打っていますか? はじめまして、ガリぞうと申します。」
だったそうな。
どういう意図でこのワードだったのか、読み進めてみると意外な事が分かりました。
(以下、2003年2月号「スーパーパチスロ777」コラム)
皆様、楽しくパチスロ打っていますか? はじめまして、ガリぞうと申します。
北海道在住、職業=パチスロ、趣味=パチスロ、齢30歳のナイスミドル(嘘)です。
今回の連載では、私なりのパチスロでの勝ち方、パチスロとの接し方を「漫画」という表現しやすい形でどこまで伝えられるのか。
その辺りに重点を置いて取り組んでいこうと思っています。
しがない三十路のオヤジではありますが、今後ともお付き合い下さい。
で、漫画の題材が何故いきなり「ジャグラー」なのか。
確かに、昨今の勝ち方において定番の、「爆裂イベント」・「ノリ打ち」・「天井狙い」・「ストック拾い」等とは、大きくかけ離れた機種ではあります。
しかしそこには、私の収支表にある通り、昨今の機種では得る事が困難な、誰もが心の奥底で求めている「安定した勝利」があります。
そしてその安定性は、しっかりとした理論の裏付けの元に成り立っているので、安定性に加え、「信頼感」も存在しています。
今、「GOジャグ/HYジャグ」を打つ事が、何故「安定性+信頼感」に繋がるのか。
その理由は、前述した理由に加え、やはり「機械割の甘さ」、「設置の多さ」、そして「客層の甘さ」です。
何の事はなく、パチスロで勝つ為の王道である、この三種の神器が揃っている機種を追っているに過ぎません。
これだけ勝てる理由が揃っている機種は数少なく、「GOジャグ/HYジャグ」は、その数少ない「安定して勝てる理由」のある機種の中の一つだと、私は思っています。
来月号では、私が「GOジャグ/HYジャグ」でどのようにこの収支を上げているのか、その辺りを書いてみたいと思っています。
最近は、少なからずパチスロが遊技機から賭博機に変わりつつあります。
呼んで字の如く、遊びではなく、賭け。
大金をかけたギャンブル。
果たしてそこに、本来持ち合わせているべきパチスロの本当の楽しさが存在しているのでしょうか。
パチスロは、リールと見詰め合い、出目やゲーム性を楽しみつつ、勝ちを求める努力をする。
だからこそ勝てば嬉しいし、楽しい。
私は、そう考えています。
最後にもう一度。
皆さん、楽しくパチスロ打っていますか?
(以上、転載終了)
個人的には色々と衝撃でした。
漫画プロスロ初掲載時は私がまだ30歳だった事、文章が今以上に拙い事、18年前から既にジャグラーで勝ち方指南をしていた事にも驚きです。
しかし何よりも驚いたのは、今以上に期待値至上主義でハナビやコンテを1万ゲーム回していた当時の一発目のコラムで、期待値と同程度に楽しみを求めていた事です。
何の事はない、私の決まり文句は射幸性の高まる賭博機に対しての嫌味も含んだ警鐘だったようです。
そして時代は移り変わり六号機に。
危惧されていた当時の射幸性は落ち着き、賭博機から遊技機へと戻りつつありますが、あの頃の私が望んでいた姿かどうかは分かりません。
それでも、期待値と同程度に遊技性も大事だと思い接してきたからなのか、18年後も楽しくパチスロを打てている事だけは、あの頃の自分に伝えてあげたいです。
……これをそのままコラムにして提出すれば良かったな。
と言う訳でそろそろ原稿書きに戻ります。
と言う訳でそろそろ原稿書きに戻ります。
ただそこまでストイックに期待値を追い求められなかったので今では働きながらイベント狙いの兼業してます。スロプロが無ければ養分になって人生がどうなってたか分かりません。ぶっちゃけ手持ち5000円まで種銭が減ってあの本にあい途中10年ほど専業で生活が出来るぐらいの利益は出ました。そうでなければ借金をして何処ぞでの垂れ死んでたと思ってます